韓国有識者「尹政権『強い安保』で国民を不安にさせないでほしい、日・中・露・北の軍拡は脅威だ」

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韓国有識者「尹政権『強い安保』で国民を不安にさせないでほしい、日・中・露・北の軍拡は脅威だ」

1: バーミーズ(SB-Android) [DE] 2023/01/03(火) 14:20:28.69 ID:6NIilbbi0● BE:971283288-PLT(14001)
ムン・ジョンイン|世宗研究所理事長 ウクライナ戦争を反面教師としてみると 犠牲者が増えるほど終戦はより難しくなる 
朝鮮半島で緊張感が高まる危険な流れ 国民を不安にさせないでほしい

韓国内では非核化は水泡に帰したとして、韓国も核武装に乗りださなければならないという主張が強まっている。米国をうまく説得すれば黙認してもらえるという主張も出ているが、これについてはどう考えるか。  
「ワシントンの極端な反中勢力は、中国の浮上に対応するために、韓国と日本の核武装を許容しなければならないと主張している。また、米国が北朝鮮の核によって人質にとられることが起こりうるため、
韓国の核武装を許容し在韓米軍を撤収しようという孤立主義の見方もある。一部の韓国の保守の人々は、イスラエルのようにロビー活動を通じて米国を説得し、独自で核武装に進もうという主張をしたりもする。
しかし、これは希望的な考えにすぎない。ワシントンでは、今でも韓国の核武装を許容してはならないとする非拡散勢力が圧倒的だ。核武装した韓国を統制するのは難しいという米国の認識もまた広まっている。
しかも、イスラエルは長期間にわたり秘密裏に核開発を行い、いまだに確認も否認もしない態度を示している。
私たちのようにあからさまに核開発を持ちだしたとしても、米国でこれを支持する人は皆無だ。私たちにはイスラエルのような強大なロビー力もない。
究極的に韓国の核武装を許容し東北アジアに核のドミノ現象が発生すれば、米国の覇権的地位が弱まるだろうが、米国がそれを容認する可能性はほとんどない」
-平和に対する希望が萎縮しているが、希望の根拠はどこで発見できるか。  
「ウクライナ事態を反面教師としなければならない。いったん戦争が始まり犠牲者が多くなれば、戦争を中断するのは難しい。
戦争と死の泥沼に陥り、犠牲となるのは無実の市民だ。
市民が立ち上がり、戦争を防止し平和を守らなければならない。
市民自らが強力な力を持って平和の急先鋒に立つ時、私たちは希望の根拠を探すことができる」

-最後に、尹錫悦政権に望むことは。  「『強い安保』というスローガンもいいが、国民を不安にさせないでほしい。
北朝鮮との緊張の高まり、中国・ロシアとのぎくしゃくした関係、日本の攻勢的な動きなど、私たちの安全保障の環境は危難な方向に展開している。地政学的な流れをよく判断し、国民が安心して暮らせる環境を作るよう願う。
価値外交もいいが、国益という実利も逃さないでほしい。そして、敵味方に分ける政治でなく、国民的な合意を求める大乗的な外交・安全保障政策を展開してほしい。
政権は有限で、国民は永遠なものではないか」

ヤフーニュース(ハンギョレ新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6bf740f92b705b99b35bcbe0e429069d238eadb


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