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第99回箱根駅伝 往路3位の青学大・原晋監督「まだ諦めていません。9区は岸本大紀です」
【写真】4区終盤で青学大・太田がトップ浮上の快走
今季の学生3大駅伝初戦の出雲駅伝、同2戦の全日本大学駅伝をいずれも大会新記録で2冠を果たした駒大が箱根路でも強さを発揮し、
5時間23分10秒で、2004年以来19年ぶりの往路優勝を果たした。
チーム初の3冠を目指して、3日の復路に臨む。
30秒差の2位は中大。
最多14回の総合優勝を誇る名門が完全復活へ存在をアピールした。
前回覇者の青学大は2分3秒差の3位だった。5区に当日変更で起用された脇田幸太朗(4年)は小田原中継所では1位の駒大とタイム差なしの2位でスタートしたが、駒大の山川拓馬(1年)に引き離され、中大の阿部陽樹(2年)に逆転された。
当初、5区は前回区間3位で優勝に貢献し、原晋監督が「若の神から若乃神に出世しました」
と期待していた若林宏樹(2年)が出走する予定だったが、1日の朝練習で体調不良を訴えて欠場。
脇田は12月31日まで、1月3日の6区出走に備えていたが、一日繰り上げて5区を担った。
原監督は「脇田も頑張ったが、今回の駒大は強いので、ひとつのミスも許されなかった。
往路で2分3秒差は危険水域の1分30秒を超えているが、駅伝は何が起こるか分からない。まだ、諦めていません」と冷静な表情で話した。
復路で巻き返しの切り札は、エース格の岸本大紀(4年)。
「9区は岸本です」。指揮官は復路最長区間に「駅伝男」と呼ぶ勝負強い選手を投入することを明かした。
2分3秒差。
距離にして700メートル差。
青学大は、ひたすら駒大を追いかけて東京・大手町に向かう。
1/2(月) 15:48 Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6449490