【朝鮮日報】今月21日に韓米首脳会談、ワクチン・スワップも議題に

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【朝鮮日報】今月21日に韓米首脳会談、ワクチン・スワップも議題に

1: 昆虫図鑑 ★ 2021/05/01(土) 10:49:45.21 ID:CAP_USER
baidenbun
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と米国のバイデン大統領は今月21日(現地時間)にワシントンではじめての首脳会談を行う。青瓦台(韓国大統領府)と米ホワイトハウスが30日に同時に発表した。当初、青瓦台は米朝対話の再開などに重点を置く考えだったが、「ワクチン不足」が現実となったことで、韓米による「ワクチン・スワップ」などワクチンをめぐる協力も首脳会談で話し合われる見通しとなった。米国の中国けん制政策を受けて韓国がクアッド(米国、日本、インド、オーストラリアによる安全保障の枠組み)に部分参加する問題も取り扱われそうだ。

 青瓦台の鄭萬昊(チョン・マンホ)国民疎通主席はこの日「コロナ19の状況でも対面の首脳会談が早期に行われることになったが、これは韓米同盟の重要性をしっかりと示している」と説明した。ホワイトハウスのサキ報道官も声明で「文大統領の訪問は両国間の鉄のように固い同盟、そして政府、国民、経済の広範囲かつ深い連帯を示すことになるだろう」とコメントした。バイデン大統領が外国の首脳と対面で首脳会談を行うのは、4月16日の日本の菅義偉首相に続き文大統領が2人目となる。米国による中国けん制が本格化したことで、アジアの同盟国との関係を最優先にする意図があるものと解釈できる。

今回の会談ではコロナ対策に向けた協力策が集中的に話し合われる。韓国政府はブースター・ショット(ワクチンの3回目の接種)などに備え、コロナ・ワクチンの追加確保に重点を置きたい考えだ。韓国政府は先日、ファイザーと2000万人分の契約を行い、全国民の2倍にあたる分量のワクチンを確保したことを明らかにしたが、その後の免疫力低下などに備えるため、より多くの物量を確保しなければならないとも考えている。

韓国政府はまず米国のワクチンを借り受け、韓国が技術移転などを受けることでワクチンを生産できるようになれば、その後にこれを返済する形の「ワクチン・スワップ」を行いたい考えだ。そのために米国が韓国に参加を要求してきたクアッドでのコロナ対策、あるいは新技術の協力などの分科に部分参加する方策を検討しているという。その場合、クアッドに直接加入することにはならないため、中国の反発をかわせるだけでなく、米国からの協力の要求にも応じられるというのが韓国政府の判断だ。青瓦台のある関係者は「クアッドは議題にならない」としながらも「国益と地域、グローバルな次元での平和、協力、繁栄に貢献できるのであれば、いかなる協議体とも協力は可能ということだ」として一定の余地を残した。ワクチンをめぐる議論などについては「今の時点で具体的な内容について話し合う段階には至っていない」として言葉を控えた。

 今回の会談では北朝鮮の核問題や経済分野での協力、気候変動への対応策なども話し合われる予定だ。北朝鮮については「バイデン大統領は韓米日の協力などに重点を置いた対北朝鮮政策を今回の首脳会談前後に発表するのでは」との見方も有力視されている。韓米日三カ国の合同参謀議長は30日にハワイで会合を開き、北朝鮮の核ミサイルに対する懸念を共有し、三カ国による協力の重要性を確認したことを明らかにした。地域における国際秩序に基づく規範遵守の重要性についても一致したという。

さらに青瓦台は首脳会談の際に行われる昼食会や晩さん会などについては「検討中」とした上で「日本の菅首相が行った前例に準ずるだろう」と説明した。バイデン大統領と菅首相は「ハンバーガー対話」を行った。日本は晩さん会の開催を求めたが、米国はコロナを理由に難色を示したと伝えられている。今回の訪米には文大統領夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏も同行するようだ。青瓦台は米国国内の別の都市、あるいはメキシコを訪問する日程についても検討を行っている。

朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/01/2021050180006.html


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