そばの生産量、日本が世界で1番じゃあないの?!

そばの生産量、日本が世界で1番じゃあないの?!

そばの生産量、日本が世界で1番じゃあないの?!

⬛ FAOSTAT(国際連合食糧農業機関統計データベース)による2018年のそばの生産量は?
1位中国(約113万トン)
2位ロシア(約93万トン)で、この2国がダントツだ。
だいぶ離れて3位フランス(約19万トン)
4位ウクライナ(約14万トン)と続き、
日本はなんと10位(約3万トン)にすぎない。
❖日本ではそばのほとんどが、穀物のそばの実を主原料として麺状に加工したもの。
中華そばなどと区別して「日本そば」とも呼ばれる。
ともすると、これほど日本的なものはほかにはないように思ってしまう。
しかし、世界的に見ると、そば自体は極めてメジャーな存在。
そして、麺という形状にとらわれず、様々なかたちで古くから愛され続けている食材なのだ。
▶そばは意外に国際派!?
世界の家庭で愛されるそばのもう一つの顔。
そばこそ日本的な食べ物はないと思いきや、意外なことに、世界各地で古くから親しまれているそうです。
太い麺にして具入りスープをかけて食べる「ヘイロ」は中国内蒙古のおふくろの味。
ネパールではそばがきにカレーをかけて、韓国の冷麺にもそば粉が使われていますし、イタリアにはチーズ・にんにく・キャベツを具にしたそば粉パスタがあり、ハムやチーズを包んで食べるガレットはフランス、ロシアではそばの実のお粥カーシャに玉子をトッピング。
食べ方は違えど、安価な庶民派として親しまれるのは各国変わりのないそばの魅力のようです。

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