⚾阪神・岩崎ら5投手　草薙で小学生教室　プロ野球静岡県人会

　静岡県ゆかりのプロ野球選手でつくる「プロ野球静岡県人会」は29日、静岡市駿河区の草薙球場で県内の小学生を対象にした恒例の野球教室とトークショーを行った。小学6年生を中心に約120人が参加。阪神の岩崎優投手（清水東高出）ら5選手が、守備の基礎を伝授した。

　講師を務めたのは岩崎投手のほか阪神の高橋遥人（常葉橘高出）、中日の鈴木博志（磐田東高出）、DeNAの池谷蒼大（静岡高出）と高田琢登（静岡商高出）の計5投手。内外野のゴロ、フライの捕球の仕方などを教えるとともに、児童の前で自らの投球を披露した。

　トークショーでは児童から「投げている時に気をつけていることは」などと質問が挙がった。毎年参加している岩崎投手は「限られた時間だが（児童の）記憶に残るように意識した。元気があって良かった」と話した。富士南小6年の遠藤蓮空君は「優しく教えてくれて楽しかった。岩崎投手の投球は伸びがすごかった」とプロの球に驚いた様子だった。

静岡新聞社