阪神 佐藤輝明「投げるために捕るっていうのは取り入れたい」鳥谷敬氏が守備の極意を伝授

阪神 佐藤輝明「投げるために捕るっていうのは取り入れたい」鳥谷敬氏が守備の極意を伝授

阪神 佐藤輝明「投げるために捕るっていうのは取り入れたい」鳥谷敬氏が守備の極意を伝授

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 阪神の佐藤輝明内野手(23)と元阪神、ロッテで日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(41)のスペシャル対談が、関西テレビの「8SPORTS」(26日24時45分~25時45分=関西ローカル)で放送された。

 プロ18年間でゴールデングラブ賞5度、17年には三塁でも同賞を受賞した鳥谷氏が、佐藤輝に守備のコツを実演した。

 佐藤輝が三塁守備で悩んでいたのは、捕球位置について。グラブのある方向の、左足の外側で打球を捕球しがちで、コーチ陣からは正面で捕球すべきとの指摘を受けていた。

 鳥谷氏は逆に「基本的に正面で捕らない」と解説。続けて「どうしても正面は距離感が分からない。最後に正面で捕るのはいいんだけど、最初から正面で入ってしまうと、(打球を)受けてしまうから、捕るのと投げるのがバラバラになってしまう。最後バウンド合った時にポンと(正面に)入れば、見てる方からしたら正面で捕ってるように見えるから」と説明した。

 佐藤輝はさらに「足を使って細かく使うことが、けっこう苦手なんですよ。そういうのは大事ですか」と悩みを告白。鳥谷氏は「足を使っているように見せる。投げることと捕ることが今は別。捕ったから投げる、じゃなくて、投げることを考えて捕ることをすると、勝手に足を使っているように見えるし、足が使える」と言った。

 ここからジャケット姿で足さばきを実演。「見栄えの問題。俺も足を使えっていっつも言われていて。何をしたらいいのかって言ったら、自分の意識として、ボールに入っていって捕って投げるっていうのをしたら、足は使いやすいと思いますね」と身ぶりを交えて、名手の極意を伝授した。

 これには佐藤輝も「まず捕るって意識が強すぎて、(捕球と送球が)別々になってしまっていた。投げるために捕るっていうのは、取り入れてやっていきたい」とうなずいた。

 対談の最後には、色紙に「40HR」と来季の目標を記した。「達成するために守備もしっかりやって、(試合に)出続けないと無理な数字なので、両方大事にしたいという意味での40です」。鳥谷氏は「40打てば、(打点が)120くらいになるはず。チームも優勝して給料も倍増、夢しかないですね」と、来季「アレ(=優勝)」に導く後輩の活躍を期待した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bce0f94c07d486cc2f25925aa070bdd063d75c79 
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