阪神　佐藤輝明と鳥谷敬氏が岡田野球解説　来季三塁の固定起用方針に「野球してる感じがする」

　阪神の佐藤輝明内野手（23）と元阪神、ロッテで日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏（41）のスペシャル対談が、関西テレビの「8SPORTS」（26日24時45分～25時45分＝関西ローカル）で放送された。

　岡田彰布監督（65）が前回監督を務めた04年からともにプレーした鳥谷氏が「岡田野球」を解説した。

　佐藤輝から「岡田監督の野球はどういう野球なんですか」と振られると、守備についての話になった。

　「岡田監督は意外と守備を大事にして、二遊間の連係、投内の連係もそうだし、外野の返球とかも。サードのタッチ1つにしても、いろんな質を上げていくのが重要になってくる監督じゃないかなと思いますね」

　それを聞いた佐藤輝も「キャンプでも守備大事にされてるのは感じました。大学でもそこまでやらないぞ、ぐらいのシートノックとか、ルール決めとかしっかりしているなと」と納得顔だった。

　鳥谷氏から「どっち好きですか、ライトとサードだったら」と問われると「サードやりたいなって気持ちは。サードの方がなんか野球してる感じがしてますね」と回答。佐藤輝は来季、三塁で固定起用される方針だ。

　「守備を固定されるってことは、これでサードで守備がうまくいかない、打てないってなったら、そのポジションに誰か違う選手が入るってことだから、かなりプレッシャーも出てくると思う」と鳥谷氏。「サードで固定してもらるっていうのはプラスな要因ですか」と問われると「ほんとに中心選手として、どしっと構えて、そういう期待をかけてもらっていると感じているので、頑張りたいと思います」と力を込めた。

　対談序盤は打撃、中盤はプライベートトーク、そして終盤は守備について。同じ大卒で阪神に入団した2人の熱い対談が繰り広げられた。