あわせて読みたい
福留孝介氏から熱く厳しいメッセージ 藤浪よ自分を信じろ 若虎よ環境に甘えるな
ポスティングシステムで米大リーグに挑戦する藤浪は自信を持ってやればいいと思います。阪神時代には自分なりに助言もしました。彼は技術的なことも含めて貪欲にチャレンジするのですが、結果を気にしすぎて、常に不安を感じながらやっているように映りました。
大きなけがもなく、球速156、7キロも出せるんでしょう? 復調した今の藤浪の状態をメジャー球団は評価してくれているのです。どれだけ自信を持ってやれるか。米国に行って米国に合わせる必要なんてありません。ちなみに私はどんな場面で回ってきた打席でもマイナスなことは一切考えませんでした。自分を信じるかどうかなのです。
阪神の選手は本当に恵まれています。2014年6月、打撃不振で2軍に落ち、鳴尾浜で調整しているときに感じたことがあります。言い方はキツいかもしれませんが、阪神の選手は考え方が甘いな、と思ったこともありました。2軍の選手がインタビューされて、新聞の1面を飾ったりするなんて、他球団ではありえないでしょう? 注目されることが悪いことだとは思いません。ただし、勘違いをしてしまう選手もいると思います。
これだけいい環境があるのにもったいない。そんな選手は米国のマイナーリーグを見てほしい。マイナーリーグはハングリー精神の塊です。遠征はバスで5、6時間かけて移動します。そこに年齢は関係なく、ベテランもバスにずっと揺られています。食事や宿泊先など待遇面もメジャーとは雲泥の差。生活に何の不自由もない日本の2軍選手は意識を変えるべきだと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4794775b5ab1f2e4dd3a3b6914da21b65761e04