1きつねうどん ★2022/12/25(日) 07:33:06.89ID:GbJOH+dH
小学館創業100周年記念として、10月から高橋留美子先生の名作『うる星やつら』が36年ぶりに完全新作となってアニメが放送されています!
当時の放送を見ていた人も、そうでない人も、「だっちゃ」というセリフには聞き覚えがあるのではないでしょうか? いまでこそ、さまざまな作品でオマージュとしても使われる「だっちゃ」は、ヒロインのラムがセリフの語尾に使うことで広まりました。
ラムは地球侵略にやってきた宇宙人の鬼娘。ビジュアルの小さな角や八重歯、虎柄のビキニなどは当時としては斬新で、“鬼娘”描写の原点といわれるほど、その後の多くの作品で大きな影響を与えています。
その宇宙出身のラムが使う「だっちゃ」には、実はモデルになっている地域があるみたいですが、この「だっちゃ」は、次のうちどこの方言が元になっているのでしょうか?
①宮崎
②仙台
③佐渡
◆コテコテの方言ではないけれど
高橋留美子先生は、過去のインタビューで「だっちゃ」という語尾を使うようにしたのは、担当編集さんからのアドバイスだったと答えています。デビュー作の『勝手なやつら』の半魚人にもなまりがあり、ラムもそうしたらいいのではないかという助言でした。
そこで、高橋先生が好きな『青葉繁れる』(作:井上ひさし)の作中に登場する「だっちゃ」を用いのだとか。同作の舞台が仙台だったそうです(参考:『ダヴィンチ』2013年12月号)。つまり正解は②。
なお、ラムが使う言葉は、生粋の仙台弁や東北弁というわけではありません。あくまで「だっちゃ」のモデルが仙台となっています。
〈文/mizuno〉