【阪神】指名時の姿が印象的だった小野寺暖「60番勝ち取れ」恩師と中谷将大の思い背負い来季へ

【阪神】指名時の姿が印象的だった小野寺暖「60番勝ち取れ」恩師と中谷将大の思い背負い来季へ

【阪神】指名時の姿が印象的だった小野寺暖「60番勝ち取れ」恩師と中谷将大の思い背負い来季へ

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 「今年活躍できなかった。変えて挑みたい」と、来季から背番号を「60」に変更する。母子家庭で育った小野寺が「お父さんのような方」と慕う恩師の大商大・富山陽一監督(58)と同じ背番号をつけた。「監督から支配下になって60番を勝ち取れと言われていたので」。その言葉通り背負うこととなった。

 今季限りでソフトバンクを退団した中谷将大外野手(29)が、昨季途中に移籍するまで阪神で背負っていた番号でもある。阪神在籍時にはかわいがってもらった。番号変更の連絡をした時に「オレの(自己最多)20本を超えてくれ」と激励された。2人の思いを背負う。

 背番号「44」のヤクルト大西は中継ぎ右腕で欠かせない存在となった。岩瀬仁紀氏の「13」をつける中日橋本は今季途中から先発転向し、来季に勝負をかける。現時点では大西が一番活躍している。小野寺は「いい意味で育成(出身)というのを忘れたい」と話す。あの3年前の壇上でちょっと引いていた姿を見ていただけに、今は同じ土俵で勝負できるという自信とやる気を感じた。

 南海時代に門田博光氏(74)がつけていた時には大きいと感じていた背番号「60」。育成選手が各球団に増えた今は比較的若い数字に見えてしまう。右の打てる外野手は来季の阪神の重要な補強ポイント。小野寺にも十分チャンスはあるし、大商大同期トリオがそろって活躍することを楽しみにしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ffa24c4e9941c334106838ea88513af018464eb


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