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『森高千里』テレホンカードが150万円、ポケモン90万円 今も人気!
森高千里150万円、ポケモン90万円 誕生40年「今も人気」テレホンカード …日本電信電話公社(電電公社、現NTT)が昭和57(1982)年、プリペイド式のテレホンカードを発売してから23日で40年を迎えた。一時は年4億枚以上… (出典:産経新聞) |
★森高千里150万円
ポケモン90万円 誕生40年「今も人気」テレホンカード!
日本電信電話公社(電電公社、現NTT)が昭和57(1982)年、プリペイド式のテレホンカードを発売してから23日で40年を迎えた。
一時は年4億枚以上が販売されるなど、人気を集めたが、携帯電話の普及で次第に衰退。
しかし、いまだコレクションとしての価値は高く、デザインや限定品によっては1枚100万円前後で売買されるケースもある。
■最高額は1枚150万円
今では「触れたことさえない」という若者も少なくないテレホンカードだが、コレクションとしての人気は依然高く、非売品や限定品、販売枚数の少ないカードにはプレミアムがついている。
東京・中野のテレホンカードなどの専門店「カードショップトレジャー」の長尾美千生代表(57)は「これまで店で売れた最高額は1枚150万円。
(時期は)平成10(98)年ごろで、(歌手の)森高千里さんがデザインされています」と振り返る。
音楽情報誌「CDでーた」の読者プレゼントだったもので希少な上、10年近く市場に出なかったカードだという。
人気は今も続いている。2番目に高額だったのは、伝説のポケットモンスター「フリーザー」のポケモンカードを模したもので今年10月、90万円で売れた。
20年以上前に米ハワイ州で行われたポケモンのカードゲーム公式大会で、入賞者に贈られたうちの1枚だという。
長尾さんは「今レトロなゲームがブーム。その派生でテレホンカードもゲームグッズの一種として人気を集めている」と話す。
店には現在も、個人や企業などから月に約1万~2万枚が持ち込まれ、コンスタントに売れているという。
長尾さんは「基本的に未使用であることが絶対条件。(使用したことを示す)パンチ穴が1つでも開いていたら価値はほぼゼロ」と説明する。