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【巨人】松原聖弥「開幕絶対センター」へソフトバンク牧原大成の打撃まねる!野望はでっかく「盗塁王も最多安打も」
背番59再出発 松原が来季の中堅手争いへ名乗りを上げた。兄のゆいから来年の抱負をと振られた時にきっぱり言った。「開幕スタメンで。いくなら絶対センターやと思う。規定打席、リーグ優勝を目指します」。原監督は来季、不動の中堅手・丸を右翼に配置し、新たな中堅手を確立させるプランを「理想型」に掲げている。その条件として「丸を超える守備力」を求めているが、その争いに挑む覚悟を語った。
気持ちを新たにアピールする。21年限りで現役引退した亀井氏(現打撃コーチ)から背番号9を受け継いで臨んだ今季だったが、打撃不振などによりウォーカーらとの競争に敗れ、出場50試合で打率1割1分3厘に終わった。21年は1番として球団初となる育成出身での規定打席到達など一気に飛躍したが、ブレイクから一転、再びどん底を経験し「悔しいというか何もできなかった」。来季は背番号を、初めて支配下登録されたときにもらった「59」に戻し、再スタートを切る。中堅はドラ2・萩尾、現役ドラフトで加入したオコエ、獲得に向けて調査中のブリンソンらとのし烈な争いとなるが、チーム屈指の守備範囲と肩の強さで挑む。
シーズン中に 「牧原聖弥」を襲名して勢いをつける。シーズン中、原監督からソフトバンクの牧原大、中村晃の打撃をまねるようにと言われ「明日からお前さんは『牧原聖弥』だ」と指令を受けた。牧原大は抜群のバットコントロールで今季は自己最多の120試合に出場し、打率3割1厘。複数の守備位置をこなし、代打でも存在感を示した。使い勝手の良さから藤本監督に「ジョーカー」と命名されて重宝。積極性に加え、体の回転で打つことでパワーを伝え、小柄ながら打球の速さの飛距離を生み出すユーティリティープレーヤーを手本に据えた。
この日のトークショー内では「目標が小さいと言われるのも嫌なので、リーグ優勝、日本一に加えて盗塁王も最多安打も!」と意気込んだ松原。高いハードルを跳び越え、一皮むけた姿をファンに見せる。(水上 智恵)
https://news.yahoo.co.jp/articles/99026cde50c2c591e08581ae21a91e819fa45a3b