勝利の方程式入りへのカギは落ちる球…阪神・浜地の選択は〝脱ハイブリッド〟

勝利の方程式入りへのカギは落ちる球…阪神・浜地の選択は〝脱ハイブリッド〟

勝利の方程式入りへのカギは落ちる球…阪神・浜地の選択は〝脱ハイブリッド〟

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【球界ここだけの話】

2023年の阪神は、岡田新体制のもと「アレ」に向かって動き出す。今季、大ブレークした湯浅の守護神転向プランもあり、勝利の方程式入りをかけた争いは2月の春季キャンプから、し烈を極めることとなりそうだ。

左腕の岩崎、新外国人・ビーズリーのリードは大きいとみられるが、今季、そこに割って入る期待をさせるだけの活躍をみせたのは、浜地真澄投手(24)だ。キャリアハイの52試合に登板して1勝3敗21ホールド、防御率1・14。大きな責任を背負う〝七回の男〟も務めるなど経験を積み「試合の勝っているところで投げたい。そういう部分をもう一回、勝ち取らないといけない」と強気だ。鍵を握るのは、縦に落ちる新球種の習得とみる。

「アドバイス? いろんな人からですね。一人というのは(ない)。なかなか合うのがなくて、いろんな人に聞いて自分で合う球を、というところで。ハイブリッドですね」

今年5月に右下肢の張りで2軍降格した際は、1軍再昇格後の登板に向けて挑戦。周りにいる落ちる球の使い手たちにヒアリングも重ねて、実戦でも試した。だが、リハビリ最優先もあり、1軍で使えるまでには至らなかった。シーズンを終え、時間がたっぷりあるオフの間に再び向き合うが、手段は変えるようだ。

「人に答えを聞きすぎるのではなく、自分で考えた答えがずっと残っていたりもするので、そういう部分でも自分で見つけられたらいいかなと思います」

明かしたのは〝脱ハイブリッド〟だった。落ちる球を習得できたとしても「自分の持ち味。軸」とまで言い切る真っすぐの質まで〝落ちて〟しまえば本末転倒。試行錯誤を経て微妙な感覚をつかみ、投球全体を向上させられる手応えが残った握りが「浜地流」として武器に加わることになる。

「湯浅みたいに、分かっていてもフォークで三振を取る、ではないですけど、そういうスタイルができれば。三振だと何も起きないので楽ですし、後ろにいくにつれて、そういう投球というのは大事。そこを目指したい」

そもそも前述の数字が決め球のない男の残した成果であることに改めて驚くが…。虎のセットアッパーへの階段をのぼる、浜地のバージョンアップが楽しみだ。(須藤佳裕)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e5f82648803a47b80a94d0ab46d07d28ee3a32f


浜地と湯浅は本当に来年も楽しみ。

勝利の方程式入りへのカギは落ちる球…阪神・浜地の選択は〝脱ハイブリッド〟(サンケイスポーツ)
#Yahooニュース
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