あわせて読みたい
【在日三世】「日本を超えた」という韓国に住んでわかった“強烈な違和感”と、「韓国不信」
最近、SNSで知り合った韓国人男性の投資話に騙された日本人女性の話がニュースで報じられていた。
また、韓国人男性を名乗る人物(本当に韓国人かどうかはわからないが)に騙された日本人女性のロマンス詐欺のケースも目にすることが増えている気がする。
だが、こうした話を聞くと、韓国で暮らしてもう長くなる私からすれば「さもありなん」と思う。
実際、表に出ていないものを含めると、こうした話はよく耳にするのである。
韓国の日本人会に3人のドンと言うべき長老がいた。コロナ禍で一人は日本に帰国してしまったが、現在は漢江を挟んで市庁方面に一人、江南に一人と、現在は二人が韓国に住んでいる。
私も後輩も心の拠り所にしているドンの一人は、江南の弁護士事務所で日本企業担当の日本人顧問をしている人だ。
このドンは韓国に家族で来て、20年を過ぎて、現在は永住権も持っている。そんなドンの所には企業だけではなく、一般の日本人も個人的な事情でさまざまに泣きついて来るという。
韓国の若者と恋におちて…
たとえば、ある日本人の女性が韓流にハマり、韓国の若者と恋愛におちる。
仲良くなったと思った矢先、おカネを貸してくれなどという話になり、結局はおカネを取られて連絡が取れなくなる――。
じつは、そんな話は呆れるほど多いというのだ。
そんなドンはすでに長く韓国に住みながら、一貫して信じないことがあるという。
それは韓国人との“約束事”だというのだ。
いったい、なぜかというと、仕事上はまだマシだと話しながら、プライベートで相談に乗ったり、頼まれ事をされて約束すると、かなりの確率でドタキャンを喰らうからだという。
ドンは我々グループで日本人、韓国人の隔てなく会食を定期的に募っているが、毎度、毎度必ずドタキャンするのも韓国人なのだと嘆いていた。
私が「泣き寝入り」したワケ
私も韓国では“日本では見なかったような光景”に遭遇することがある。
たとえば江南の路地裏のカフェでよく遭遇する風景がある。
中高年たちが3~4人でテーブルに座って、コーヒーを1~2杯頼み分けて飲んでいる。そういった人たちは不動産か株の投資会社絡みの人たちであることが多い。
彼らは周りを気にせず、電話で「私を信用しておカネを取り敢えず預けなさい」というセリフを大声で叫んでいるのだ。
絶対に信用したら、おカネが消えてなくなるのは目に見えているが、こんなに白昼堂々としていることに驚いた。ちなみに、年に何度か、そんな中高年たちが仲間内の色恋沙汰で殺傷事件が起きているニュースが江南で報じられていた……。
また、韓国で自営業者として10年以上住んでみると、日本より「泣き寝入り」をする比率が高いように思う。
私の場合、もともと韓国に住む羽目になったのは、信用した韓国人の不払いによる民事裁判がきっかけだった。
(略)
12/24(土) 7:33配信 豊 璋(在韓国コンサルタント)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9144c155b0bd9e61e4c0847bd2297541b1431a09?page=2