【阪神】浜地 悪送球でCS終戦を初激白 「矢野さんの監督業を終わらせてしまった」

【阪神】浜地 悪送球でCS終戦を初激白 「矢野さんの監督業を終わらせてしまった」

【阪神】浜地 悪送球でCS終戦を初激白 「矢野さんの監督業を終わらせてしまった」

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 浜地は泣いていた。三塁ベンチからスタンド前を通ってクラブハウスへ向かう帰路。すべてが終わった…いや、終わらせてしまった責任を背負い、何度も目頭を抑えた。

 「自然と涙が出てきて…。あのプレーで全選手の今季、矢野さんの監督業を終わらせてしまった。擁護というかいろんな言葉をいろんな人にかけてもらいましたけどそこは事実なので受け止めて」

 地獄のような幕切れだった。CSファイナルステージ第3戦。負ければ敗退の一戦は重大局面を迎えていた。3点リードの7回、2点を失ってなお2死一、二塁で先発・青柳を救援してマウンドに向かったのが、2番手の浜地。宮本に四球で満塁とされ、村上と対峙(たいじ)した。初球はカーブも、2球目からは直球勝負。絶体絶命の状況でも気持ちで退かず6球目で完全に詰まらせた。ボテボテの投前ゴロ。不穏だった。一塁をアウトにするタイミングは微妙だったが、慌てて処理して敢行したグラブトスは、一塁手の頭上を大きく超える暴投。ボールは右翼ファールゾーンを転々とし、全走者の生還を許してしまった。

 「あの打球は想定していなかったけど、アウトにできると思っていた。いろんな記事を見て“投げずに同点で”という考えも見ましたけど、それは違うなと。あの起用をされてる以上、点差をキープして次に繋げるのが僕の仕事。投げない選択肢はなかったし、シンプルに僕の技術不足だったということです」

 試合後、評論家、ネットの論客、ファンもさまざまな意見を述べていた。本人も映像を一度だけ見返している。「笑われるプレーかもしれない。でも自分のプレーがネタにされて笑われるのも含めてプロ野球選手だと思う。自分が強くならないといけない。笑われるのも、喜ばせるのもプロの仕事だと思うので」

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc0a9b06f9c7d80738d08f8659fb32e18f72afb2


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