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【阪神】岡田監督の手腕で新助っ人ミエセス大化けも…バルディリスの〝ジャパニーズ・ドリーム〟再び!
今オフ、獲得した助っ人4選手の中で唯一の中南米系プレーヤー。今季はレッドソックスの3Aで60試合で12本塁打、35打点をマークした。2021年の東京五輪では出身国のドミニカ共和国代表としてプレーし、韓国戦で元阪神守護神の呉昇桓から一発を放つなど185センチ、120キロの巨体を生かした長打力が持ち味の右の長距離砲だ。
メジャー経験はなく、年俸50万ドル(約6750万)と新外国人選手として〝お値打ち〟な額での契約となったが「岡田監督なら…あるかもよ」と大化けの可能性を指摘する球界関係者もいる。
新外国人調査など他球団で国際業務に従事する同関係者の脳裏に浮かんだのは、08年に阪神に育成選手でテスト入団、支配下登録を勝ち取った後、オリックス、DeNAと3球団を渡り歩いたアーロム・バルディリス内野手の例だ。堅実な守備とともに年々、打撃面も勝負強さに磨きをかけ、NPB在籍8年で387打点、93本塁打。年俸は初年度の300万円からDeNA最終年には25倍の7500万円にまで跳ねあがり、ジャパニーズ・ドリームを体現した。
前出の関係者は「多くの外国人選手にそういう面はあるけど中南米のラテン系の選手は特に『いかに気分よくプレーさせてあげるか』は大事。気分次第で全然、パフォーマンスも変わってくる。テスト生から成功したバルディリスのケースは、球団も含めた当時のチームが本人のモチベーションをうまく引き出したいい例」と話す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fdbce12eb348323670d5a781f5dde61461813f3