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【野球】WBC韓国代表、23歳エース候補が暴力事件発覚で代表白紙 34歳のキム・グァンヒョン頼みか
1: 風吹けば名無し 2022/12/19(月) 15:29:08.32 ID:U9+Bdk/i
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来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本は1次ラウンドを東京ドームで戦う。同じプールBに入った有力国が韓国だ。2009年には日本と決勝戦を戦い、2008年の北京五輪では金メダルを獲得した強国だが、WBCではここ2大会連続で1次ラウンド敗退に終わっている。さらに今回の代表チーム編成にも苦しんでいる様子が伝わってくる。韓国紙「京郷新聞」は、「世代交代の限界…世代交差へ」という記事で、代表の苦しい現状を伝えている。
記事によると、昨夏の東京五輪を戦った韓国代表は世代交代を目指していた。長年エース格として投げてきたヤン・ヒョンジョンがレンジャーズ、キム・グァンヒョンがカージナルスに在籍していたこともあり、20代の選手を中心に構成。野手では元中日のイ・ジョンボム氏の息子となるイ・ジョンフ外野手(キウム)らが注目され「20代の選手が前面に出始めた初の国際大会だった」としている。
ただその五輪で韓国はメダルを逃し4位。来春のWBCで韓国代表は「再び世代が交差する代表チームを作る可能性が高い」としている。「もう一度先輩たちが出るしかない“席”が目立つため」だというのだ。
投手では、韓国プロ野球では今季23歳でリーグトップの防御率2.11、224奪三振を記録したアン・ウジンというエース候補が現れた。しかし、学生時代の暴力事件が発覚して問題となり、代表選考に名前が挙がっていない。そうすると、メジャーリーグから韓国プロ野球に戻ってきた34歳のヤン・ヒョンジョンとキム・グァンヒョンが「依然として国内最高の先発投手」だという。
先発投手や一塁手に若手が不在…「世代交差」の代表に?
また、一塁手も「世代交代の象徴となるポジション」だという。かつてはイ・スンヨプ(元オリックス)やイ・デホ(元ソフトバンク)、キム・テギュン(元千葉ロッテ)といった強打者が名を連ねたポジションだ。
今後は23歳のカン・ベクホ(KT)が主軸を担うことが期待されるが、今季は怪我もあり62試合で打率.245、6本塁打に終わっている。成績を見れば今季の韓国プロ野球本塁打王で、かつてメジャーリーグのツインズでもプレーした36歳のパク・ビョンホ(KT)が、依然として韓国最高の一塁手だというのだ。
記事は、WBCはメジャーリーガーが出場し、五輪よりさらにレベルが高いことを指摘。「韓国は直近の2大会で、続けて1次ラウンドで脱落した恥辱をそそがないといけない。そのためには現在リーグで最高の状態の選手だけを選ばなければならない」と言う。そうなるとベテランの名前ばかりが上がってくるのが現状だ。
WBCを戦う韓国代表の選考はほぼ終わっており、1月の早い段階で発表されるという。2019年のプレミア12を最後に代表を離れたヤン・ヒョンジョン、キム・グァンヒョン、パク・ビョンホらは発表されている50人のリストに名前がある。日本との対戦ではベテランの経験が生きるのか、それとも世代交代できないという弱点が現れるのか。毎回注目を集める一戦を占う重要な要素となりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdcd3014016156e43e5d2719abc2d21e037664c9
イ・スンヨプ(元オリックス)
イ・デホ(元ソフトバンク)
キム・テギュン(元千葉ロッテ)