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【韓国】初の月探査衛星「タヌリ」 軌道投入1回目成功
ことし8月5日に打ち上げられた韓国初の月探査衛星「タヌリ」は、17日午前、月を周回する軌道に入るための一回目の投入に成功しました。
科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院が19日に発表したところによりますと、タヌリは17日午前2時45分頃、月に近づくための軌道に投入されたということです。
月の軌道に入るためには、スピードを急速に落とし、目標とするポイントに正確に到達しなければならず、タヌリの任務においてもっとも難易度の高い作業とされていました。
タヌリは、今後さらに4回にわたる投入作業を経て、今月28日に、目標とする月の上空100キロの周回軌道に乗ることになります。
その後、タヌリは来年1月の試験運用を経て、1年間、月着陸船の着陸候補地を探るとともに、月の科学研究、宇宙インターネット技術の検証といった任務に当たることになります。
タヌリが任務に成功すれば、韓国は、アメリカ、日本、ロシア、中国などに次ぐ7番目の「月探査国」になります。
KBS Update: 2022-12-19 11:55:41
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=84167