阪神・渡辺雄大　無休トレで球速アップ目指す　中継ぎ１年フル回転へ「ＭＡＸ値を上げたい」

　阪神・渡辺雄大投手（３１）が１８日、鳴尾浜で汗を流し、今オフは無休トレで直球を磨くことを宣言した。「１１月のキャンプでよかった感覚を忘れたくないのもある。僕は休み明け状態が落ちるんで、動き続けられる方がいいかな」と話した。

　その中でテーマに掲げているのが「直球の強さ」。今季、直球の最速は１４３キロ、平均球速は１３８キロだったが、「ボールの強さがもう少しあったら楽に抑えられるなという場面があった」と物足りなさが残った。中継ぎとして１年間活躍するためにも「ＭＡＸ値を上げたい」と球速アップを目指す考えだ。

　そのために筋肉量、出力、瞬発力の向上を意識し、ウエートトレ、ランニング、バイクなどのメニューを組み合わせて日々取り組んでいる。休みなしの練習漬けで強い直球を手に入れ、来季フル回転でチームに貢献する。