元阪神・伊藤隼太〝引退試合〟で本塁打　３安打猛打賞に「久しぶりの感触でした」

　元阪神の伊藤隼太外野手（33）が18日、「PERSOL THE LAST GAME  2022」（スカパー！　主催＝ベルーナドーム）に「3番・DH」で出場。本塁打を含む3安打猛打賞の活躍を見せた。

　プロ野球引退選手のセレモニーを兼ねた同試合には31選手が出場。「WEST DREAMS」で出場した伊藤は第1打席に右翼線二塁打を放つと、7点を追う6回の第2打席、右翼スタンドでホームラン。笑顔でダイヤモンドを一周した。

　試合は「EAST HOPES」に2―9で敗れたが「久しぶりの感触でした」と本塁打を振り返った伊藤は「家族に姿を見せる機会ができてうれしい」と笑顔を見せた。

　伊藤は2011年に慶大から阪神にドラフト1位で入団。20年の阪神退団後は独立リーグ・愛媛でプレーを続けて今年、引退を決断した。来季からはコーチに専念するという。