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クロアチア主将モドリッチが代表続ける意向「とどまりたいと思っている。誇りだから」
クロアチアを3位に導いた主将のMFルカ・モドリッチ(37=レアル・マドリード)は勝利の瞬間、かみしめるように小さく両手でガッツポーズを作った。
「金メダルとトロフィーをとれると信じていたが、残念ながらそれはできなかった。でも、銅メダルを誇りに思う。なぜならこれから先、クロアチアがW杯や欧州選手権でタイトルをとることができると思うから」
前半7分。フリーキックをモドリッチが蹴ると見せかけ、MFマイェルが蹴ったサインプレーからDFグバルディオルのゴールで先制。その2分後に1度は追いつかれるも、モロッコの猛攻をしのぎ前半42分、FWオルシッチのゴールで再びリードを奪った。
長らく代表を引っ張り、今年で37歳。W杯後の代表での去就が注目されていたが、モドリッチは当分は代表のユニホームを着ることを明言した。
「ネーションズリーグもやっているし、代表にとどまりたいと思っている。クロアチア代表として戦うことは、どのクラブで戦うことよりも誇りだから」。
一方でいつかは来る、自らの引き際についても語った。
「代表から離れるという決断をするのは簡単なことではない。でも自分がチームにより良いものをもたらせないと気づく時が来る。その時は代表チームを引退する」
今大会は全7試合に先発。ゲームをコントロールする類い希な能力はもちろん、衰えぬ運動量でピッチを駆け回った。赤と白のユニホーム姿のモドリッチが、まだ見られそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9edbfef6b5b718dbd8828b40c2997d95794eb8d3