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【韓国/認識調査】韓米首脳会談の優先議題は…ワクチン>韓日懸案>経済
26日、全国経済人連合会によると、全国の成人男女1004人を対象に認識調査「韓米首脳会談に国民がかける期待」を実施した結果、訪米中に首脳会談のほかに大統領が優先的に行わなければならない活動として、「ワクチン供給に向けて米民間企業との意思疎通」という回答が71.7%にのぼった。
また、回答者は、韓米首脳会談で韓国が得るべき主要成果について、「ワクチンスワップ」(31.2%)を「韓日懸案」(21.1%)、「経済」(18.6%)、「対北朝鮮問題」(14.8%)、「同盟強化」(14.2%)より最優先に選んだ。
韓国の対外戦略と関連しては、多くの国民が米国の域内リーダーシップに積極的に参加するべきだと考えていることが分かった。
「日本やオーストラリアとともに米国の域内リーダーシップの動きに積極的に参加しなければならない」と答えた割合が44.3%で1位を占めた。
「米中関係の均衡を考慮した戦略的曖昧性の維持」が37.7%、「米国と適切な距離を置き、親中国ポジションを拡大する」が9.9%を占めた。
韓米間の経済課題では、米中対立の状況の中、韓国の経済的実益を得なければならないという意見が目立った。
「米中対立にともなう半導体、バッテリーなど米国の核心部品の供給網の見直しの機会の活用、経済実益の確保」(41.7%)が重要だと考える回答が最も多かった。
このほかに「民主主義の価値を共有する技術先進国間の第5世代(5G)移動通信先端技術同盟の構築」(26.3%)、「トランプ前大統領の貿易制限措置の廃止および韓国企業被害の復旧」(16.3%)、「バイデン大統領のインド太平洋インフラ強化政策にともなう韓国企業の機会の確保」(15.7%)の順となった。
東亞日報 Updated April. 27, 2021 08:21
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20210427/2603314/1/