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準決勝敗退モドリッチ「メッシが優勝することを願っている、彼はそれに値する」試合後に抱擁
<FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:アルゼンチン3-0クロアチア>◇準決勝◇13日◇ルサイル・ルサイル競技場
【ドーハ(カタール)13日=磯綾乃】
前回準優勝を果たしたクロアチアの主将、MFルカ・モドリッチ(37=レアル・マドリード)が、アルゼンチンのエース、FWメッシ(35=パリ・サンジェルマン)へ思いを託した。
ここまで全6試合に先発し、走り続けてきたレジェンドはこの日、後半26分で途中交代。試合終了のホイッスルをベンチで聞いた。
試合後は味方だけでなく、相手もたたえた。
「メッシがこのW杯で優勝することを願っている。彼は史上最高の選手であり、それに値する。毎試合、彼の質と素晴らしさを示している」
メッシは先制のPKを決めると、技ありのドリブルで3点目のゴールもアシスト。最後まで存在感を見せていた。37歳のレジェンドは、試合直後のミックスゾーンでライバルを称賛し、自らに代わって頂点に立つことを願った。
ベテランと思えぬ運動量で攻守にチームをもり立てたモドリッチにも、まだ戦いが残っている。17日にフランスかモロッコとの3位決定戦に臨む。2大会連続の決勝進出の道は絶たれても、国の誇りを胸に最後まで戦い抜く。
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アルゼンチン対クロアチア 試合を終え、あいさつを交わすアルゼンチン代表リオネル・メッシ(左)とクロアチア代表ルカ・モドリッチ(撮影・横山健太)
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