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ポルトガルは4大会ぶりのベスト4ならず
モロッコがアフリカ勢史上初のW杯ベスト4進出!ポルトガルの猛攻耐えきり、歴史的偉業を達成
モロッコが勝利(C)Getty Images
カタール・ワールドカップは10日に準々決勝が行われ、モロッコ代表vsポルトガル代表が行われた。
【試合速報&メンバー】モロッコvsポルトガル
グループステージではベルギーを下し、ラウンド16ではスペインとの死闘をPK戦で制したモロッコ。史上初の8強入りを果たした今大会最大のサプライズチームは、アフリカ勢初のベスト4入りを目指しシイェシュやハキミ、ボノらを採用。しかし、ケガの影響でマズラウィとアゲルドが欠場となった。一方、ラウンド16のスイス戦では6-1と圧勝したポルトガルは、その試合で大会初のハットトリックを達成したゴンサロ・ラモスを引き続き先発で起用。注目のクリスティアーノ・ロナウドは、再びベンチスタートとなっている。
モロッコサポーターの大歓声に包まれる中、序盤は戦前の予想通りポルトガルがボールを握る展開に。5分、FKにジョアン・フェリックスが頭で飛び込んだが、GKボノがファインセーブ。一方のモロッコも7分、CKにエン=ネシリがフリーで合わせた。中盤付近からの強烈なプレッシャーと速攻で、ポルトガルにプレッシャーを与える。そして右サイドのシイェシュを中心とし、敵ボックス付近でチャンスを作っていく。
前半途中からはポルトガルがボールを動かしながらモロッコ守備陣を揺さぶる時間が続くものの、打開策を見いだせない。それでも31分、ロングパスからクリアを拾ったジョアン・フェリックスがダイレクトで狙う。しかし、相手のブロックに阻まれ枠の上へ飛んだ。
互いに一歩も引かない好ゲームだったが、42分に均衡が破れる。モロッコは左サイドから弾道の高いクロスを送ると、飛び出したGKよりも上の打点からエン=ネシリがヘッドを叩き込んだ。豪快な一発でモロッコがリードを奪う。その直後にブルーノ・フェルナンデスにバー直撃のシュートを許したが、アドバンテージを持って前半を折り返す。
勢いを手にしたモロッコは、後半序盤も攻勢。50分、シイェシュのFKにヤミクが頭でフリックしたが、GKコスタの体を張ったファインセーブに止められた。劣勢のポルトガルはその直後、ゲレイロとネヴェスを下げ、カンセロとC・ロナウドを投入。幾度となく歴史を作ってきた大エースをピッチに送り込み、状況の打開を図る。
すると56分、モロッコにアクシデント。スペイン戦でも痛めていた主将サイスがピッチに座り込み、担架でピッチを後に。ダリと交代となった。その直後、ポルトガルはラモスのヘッドがわずかに枠の右へ外れるなど、テンポを上げてチャンスを作る。63分のブルーノ・フェルナンデスのミドルもわずか上へ飛んだ。68分、サントス監督はヴィティーニャとレオンもピッチに送り出し、勝負に出る。一方のモロッコは守備的な選手を増やし、猛攻を耐える時間が続いた。
ポルトガルは83分、C・ロナウドの落としからジョアン・フェリックスが狙うが、懸命に腕を伸ばしたGKボノがファインセーブ。全員が敵陣に入って猛攻を仕掛け続けるも、気迫あふれるモロッコ守備陣のほころびを見つけられない。後半アディショナルタイムのC・ロナウドの決定機も、GKボノがしっかりと抑えた。試合はこのまま終了。モロッコが1-0でポルトガルを下し、準決勝進出を決めている。
この結果、モロッコは同国史上初にして、アフリカ勢として初めてワールドカップの4強入りを達成。1990年大会のカメルーン、2002年大会のセネガル、2010年大会のガーナはいずれも準々決勝で涙をのんできたが、ついにモロッコが金字塔を打ち立てた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a82819763e0d22143fb3be49f7e5b71aa03fa9e
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【サッカー】モロッコがアフリカ勢史上初のW杯ベスト4進出!ポルトガルの猛攻耐えきり、歴史的偉業を達成 [豆次郎★]
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