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【タイガース】 阪神球団史上初!次期オーナーは「阪急」から 杉山健博氏が来年1月1日付で就任 悲願の優勝へ大なた
阪神の次期オーナーに阪急阪神ホールディングス(HD)社長の杉山健博氏(64)が就任することが9日までにわかった。今月中旬にも正式発表される。就任は来年1月1日付。
現オーナーの藤原崇起氏(70=阪神電鉄会長)は12月31日付で退任する。阪神オーナーは1935年(昭10)12月の球団創立から11代目。2006年、阪神電鉄が経営統合した阪急の出身者が初めてオーナーに就く。
阪神は来年、球団創設88周年を迎える。米寿の老舗球団はその運営面で大きく変革のかじを切る。
今オフには元監督の岡田彰布氏を新監督に招聘(しょうへい)した。オーナーの専権事項とされる監督人事を敢行した藤原オーナーは10月16日、大阪市内のホテルで開かれた岡田監督の就任発表で
「優勝に導いていただくために岡田監督の力が必要だと考えて依頼した。経験、知識、大いに期待する。勝つための戦力を整えるのがわれわれフロントの仕事です」と語っていた。手を取り合い共闘を誓っていた。
その藤原氏が年末12月31日をもって退任する。坂井信也氏に代わり18年12月に就任。20年12月からは史上初めて球団社長も兼任した。球団社長は21年12月末で百北幸司氏に譲り、今年から再びオーナー専任となっていた。
藤原氏は岡田監督の任命者として来年から新たに2年程度はオーナー職を続投すると伝わっていた。急転直下と言えるトップ人事は阪急阪神HD会長、グループCEOの角和夫氏の主導とみられる。
注目は後任で、来年1月1日付で阪急阪神HD社長を務める杉山氏のオーナー就任が内定している。杉山氏は東大から1982年、阪急電鉄に入社。2006年、阪急側役員として阪神電鉄との経営統合を担当した。
同年発足の持ち株会社、阪急阪神HDの幹部となり角氏を支えてきた。17年阪急電鉄社長、HD社長(現職)と阪急一筋の経歴である。
阪神のオーナーは草創期を除き、親会社・阪神電鉄の社長・会長が務めるのが通例だった。阪急出身者が就くのはむろん初めてだ。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2022/12/10/kiji/20221210s00001173123000c.html
阪神サイドは平田だったらしいが