【原発処理水】「大韓民国国民の生命と安全を脅かす汚染水放流。命を賭けた戦い開始」～イ・ジェミョン京畿道知事

▲イ・ジェミョン京畿道知事フェイスブック

李在明（イ・ジェミョン）京畿道（キョンギド）知事が25日、日本の「福島原発放射能汚染水放流」と関連して「輸入水産物の放射能検査規模を大幅拡大し、日本産水産物の原産地表示特別点検も強化する」と明らかにした。

李知事はこの日、フェイスブックで日本の汚染水放流が「1380万京畿道道民はもちろん、大韓民国国民の生命と安全を脅かすもの」としながら「汚染水放流にともなう対応には万全を期する。京畿道は日本の発表後、緊急対応タスクフォースを作って前例のない対策を検討中だ。ヨードやセシウム、ストロンチウム、プルトニウムなど海水放射性物質検査にも人材と予算を大幅に増やす予定」と書いた。

引き続き李知事は「コロナ19対応と同様、やり過ぎが足らないよりまし。水産、流通、小商工人、観光など様々な分野に影響を及ぼしかねない事案だけに、隙間のない積極行政で国民の生命と安全という行政の第1任務を成しとげる」として「今週中に京畿道31市郡と共同対応に出る。国民の生命と安全は譲歩や交渉の対象にならない」と強調した。

ソ・ヨンジ記者

ハンギョレ新聞（韓国語）
http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/992456.html