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【W杯サッカー】「日本の突破は気に食わなかった」 お騒がせ韓国代表FWの発言が賛否両論の物議に [予想健ちゃん★]
SOCCER DIGEST Web
ポルトガル戦ではC・ロナウドと激しい言い争いを
カタールワールドカップで飛ぶ鳥を落とす勢いの韓国代表FWが、またしても物議を醸している。
渦中の人物となっているのはほかでもない、グループステージ第2戦のガーナ戦で同国のワールドカップ史上初めてマルチゴール(2得点)を記録したチョ・ギュソンだ。日本でも“イケメンすぎるFW”と情報番組等で取り上げられ、ツイッターのトレンド入りを果たしたほどの人気ぶりだ。
一方で、自由奔放な言動が注目の的となっている。
グループステージ第3戦のポルトガル戦。韓国はアディショナルタイムの劇的決勝点で2-1の逆転勝ちを収め、ウルグアイをおしのけて決勝トーナメント進出を決めた。3大会ぶりのベスト16進出とあって韓国国内はまさしく大フィーバー。しかし、後味の悪さも少なからず残った。この試合で、ポルトガルのエースFWクリスティアーノ・ロナウドが交代で退場する際にひと悶着があったのだ。
ゲームは早く進めたいチョ・ギュソンがC・ロナウドの元へ歩み寄り、手を叩いてなにかしらの言葉を浴びせた。これに対してポルトガルの英雄は怒りを露にし、「黙れ!」とばかりに口に指を当てて応戦。ちょっとした言い争いとなったのである。
試合後にチョ・ギュソンは「ファスト(速く)、ファストと言ったら、僕の知っているポルトガル語で罵ってきたよ」と主張。かたやC・ロナウドは「韓国の選手が『(ベンチに)早く戻れ』と言ったので、『権利がないんだから黙ってろ』と伝えただけだ。彼は審判じゃないからね」と振り返った。
韓国メディアのなかにはC・ロナウドが非礼だと糾弾する向きもあったが、韓国のコミュニティサイトではチョ・ギュソンの挑発的な振る舞いに対する批判も多く寄せられた。
さらに今回、韓国テレビ局『MBN』が伝えたのが、チョ・ギュソンによる日本代表への発言だ。ポルトガル戦後のテレビインタビューに応じた長身ストライカーは、レポーターから「昨日日本が(グループステージの)突破を決めましたね。彼らは良くやったけど、不快にも感じました。あなたも衝撃を受けましたか?」と冗談交じりに問われ、笑顔で次のように答えた。
「日本が突破を決めたから僕たちも、って考えじゃなかったですね。正直言って、日本の突破は少し気に食わなかった。僕たちも上がらなきゃいけないと思いました」
そもそもインタビュアーの誘導するような質問が問題であり、チョ・ギョソンは流れのままに感情を吐露したのだろうが、さすがに公の場のコメントとしては軽率だっただろう。『MBN』は「韓国のサッカー専用のコミュニティサイトでは賛否両論が渦巻いている」と報じ、「相手に敬意を欠いた発言だ」「彼は質問に答えただけじゃないか!」「ワールドカップに出場している一国の代表選手としては、不適切きわまりない」といった意見を紹介している。
文字通りの天真爛漫で、なにかと話題に事欠かない24歳。インスタグラムのフォロワー数は大会開幕前の2万強から、いまや220万に達する勢いだ。
そんな韓国と日本は、ともに決勝トーナメント1回戦を勝ち抜けば、準々決勝で対峙する。8強を懸けて韓国はブラジルと、日本はクロアチアと対戦。はたして結末やいかに――。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/17de116ba805a312561d14668600c1d2c8b4b4a6