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香川照之、夜の部「口上」にも出演…13代目市川團十郎襲名披露公演「十二月大歌舞伎」で俳優復帰
(出典:スポーツ報知) |
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スポーツ報知
香川照之、市川中車として俳優復帰 團十郎襲名披露「十二月大歌舞伎」で松緑、幸四郎と共演
8月に3年前の女性へのわいせつ行為を一部週刊誌で報じられ、TBS系「THE TIME,」の金曜司会や同局系ドラマ「アトムの童(こ)」、複数のCMなどを降板した俳優の香川照之が6日、歌舞伎俳優・市川中車として13代目市川團十郎白猿襲名披露の歌舞伎座「十二月大歌舞伎」(26日千秋楽)の昼の部「鞘當(さやあて)」で俳優復帰した。
11月18日から主演映画「宮松と山下」が公開されているが、実際に演技をするのは9月29日に最終回を迎えたテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」以来、約3か月ぶり。華やかな吉原を舞台に、名古屋山三(松本幸四郎)、不破伴左衛門(尾上松緑)がすれ違ったところ、互いの刀の鞘(さや)が当たったところから争いになる物語で、中車は仲裁に入る茶屋亭主の照右衛門を演じた。市川姓の役者中心に37人が列座する夜の部「口上」にも出演している。
以前は歌舞伎でもドラマ「半沢直樹」での名ゼリフ「おしまいデス!」を披露したり、「新・三国志」では昆虫好きをもじって羅昆虫(ら・こんちゅう)の役名で出演したこともあるが、今回は持ち前のギラギラ感を封印。年齢は下だが、歌舞伎界では先輩である幸四郎、松緑の胸を借りる形で、江戸の町人になりきった。花道からの登場や、3人そろって見得(みえ)を切る場面では「澤瀉(おもだか)屋!」の大向こうが掛かり、大きな拍手に包まれた。
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