阪神・西勇輝 愛の“アレ”から11年で岡田監督へ恩返し誓う 「指導されたおかげで今があるかも」

阪神・西勇輝 愛の“アレ”から11年で岡田監督へ恩返し誓う 「指導されたおかげで今があるかも」

阪神・西勇輝 愛の“アレ”から11年で岡田監督へ恩返し誓う 「指導されたおかげで今があるかも」

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 阪神・西勇輝投手(32)が6日、大阪市内のホテルで行われた「SSKスタッフ会議」に出席し、岡田監督への恩返しを誓った。オリックス時代にも岡田監督の下でプレー。“愛のムチ”を受けることもあったが「ご指導されたおかげで、今があるかもしれない。貢献できるように頑張りたい」と力強く言い切った。“アレ”へ向けてフル回転する。
 来季プロ15年目を迎える右腕は、岡田監督への思いを感慨深そうに語った。
 「若い頃から変わらず、ご指導されたおかげで今があるかもしれない」
 08年にオリックスに入団し、岡田監督の下、11年には当時20歳の若さで初めて先発ローテ入りしたが、指揮官からは“愛のムチ”も受けた。特に思い出されるのは同年7月7日の楽天戦(京セラドーム)。先発した西は初回から3失点と制球が定まらない。準備不足を露呈し、二回も立ち直る気配がない右腕に指揮官は“鬼指令”を出した。二回の自軍攻撃中に異例の「ブルペン投球練習」を命じたのだ。その効果は大きく、三回からの6イニングを3安打1失点と持ち直し、結局8回120球を投げ抜いた。
 あれから11年。19年には阪神にFA移籍し、今ではチームに欠かせない存在となった。通算110勝の右腕は「若い頃にそういう厳しいことがなければ、ここまでこられてなかったと思うので」としみじみ回想。叱咤(しった)激励し、成長させてくれた岡田監督へ改めて感謝の気持ちを表した。
 今季は海外FA権を取得し、去就が注目されたが、阪神への残留を決意。「もう30歳超えてますし、13年目のローテーションになるわけですから。貢献できるように頑張りたい」と来季も先発ローテの一員としてフル回転し、指揮官へ恩返しすることを誓った。
 この日は9月から新しいスパイクを使用していたことも明かした。靴底の歯が長く、マウンドに引っかかりすぎて体に負担があったため、右足の親指付近の歯を1ミリ程度削った。その改良により投球時、引っかかりがなくなり、スムーズに体重移動ができるようになったという。
 今オフには沖縄で自主トレを予定。「1人でやりますので、久しぶりにのんびりといい調整ができれば」と用具だけでなく、心身も来春キャンプに向けて万全に整えていく。来季、再び岡田監督の下で腕を振り、“アレ”に貢献する覚悟だ。
 ◆岡田監督と西勇VTR 西勇が試合中に岡田監督からブルペンでの投球練習を課せられたのはオリックス時代の2011年7月7日・楽天戦(京セラドーム)。岡田監督は初回に3失点するなど制球が定まらなかった先発・西勇に二回の投球後、ブルペンでの投球練習を指示。三回以降の6イニングは1失点で抑えたが、8回4失点で敗戦投手となった。この約1カ月前の6月11日・巨人戦(京セラドーム)では、先発予定だった西勇が風邪で登板回避。岡田監督は「自己管理ができてない」と指摘し、出場選手登録を抹消した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3593f85efc918dcd91f7de946647282c8fa6742


【ブレないデイリー】今日の一面
 https://www.daily.co.jp/tigers/2022/12/07/0015870436.shtml 
記事はコチラ→阪神・西勇 愛の“アレ”から11年 岡田監督へ恩返し誓った オリックス時代の指導改めて感謝
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