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今日12月7日は『国際民間航空デー』
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1992年(平成4年)の国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization:ICAO)の総会で制定され、1994年(平成6年)から実施。 その後、1996年(平成8年)の国連総会で採択され、正式に承認された。
国際デーの一つ。英語表記は「International Civil Aviation Day」。 1944年(昭和19年)のこの日、ICAOの設立を定めた「国際民間航空条約」(通称:シカゴ条約)の署名が行われた。
シカゴ条約は、民間航空機を対象として、領空主権に関して再確認すると共に、航空機の法的地位を定め、国際民間航空を能率的かつ秩序あるものにすることを目的としている。
この国際デーは、シカゴ条約の調印50周年を迎えた1994年(平成6年)から実施されている。
ICAOは、国際連合経済社会理事会の専門機関の一つで、国際民間航空に関する原則と技術を開発・制定し、その健全な発達を目的としている。
日本はICAOに1953年(昭和28年)に加盟し、1956年(昭和31年)以降、理事国の一つとして活動を続けている。 ICAOの加盟国は2008年(平成20年)時点で190ヵ国になり、航空技術の普及、管制方法の標準化、国境を越える時のルール制定などの活動を行っている。
最近では衛星を利用した航空機のナビゲーション技術(CNS/ATM)の開発なども手がけている。