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日本代表FW前田大然 ついにW杯初ゴール!!有言実行の一発 夢の“大自然”で縦横無尽に躍動 日本対クロアチア
前田大然
前田大然 ついにW杯初ゴール!!有言実行の一発 夢の“大自然”で縦横無尽に躍動
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20221205-00000361-spnannex-socc
◇W杯カタール大会決勝トーナメント1回戦 日本―クロアチア(2022年12月5日 アルジャヌーブ)
サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦が5日(日本時間6日)に行われ、1次リーグE組1位の日本代表は同F組2位のクロアチアと対戦。FW前田大然(25=セルティック)がW杯初ゴールを決めた。
「戦術前田」。ドイツ、スペイン戦で先発し、スプリント力をいかんなく発揮。前線からハイプレスを仕掛けチームを活性化してきた前田が「もちろんFWなのでゴールも取りたい」と誓っていた言葉通り、ついに自らゴールネットを揺らした。クロアチア戦のポイントととして「モドリッチのところが一番キーになる。彼が攻撃を組み立てているので、そこは警戒したい」と語っていた男が攻守両面で存在感を発揮。9月、主力組で臨んだ米国戦では1トップで先発。驚異のスピードとスプリント力を生かした献身的な守備で躍動。日本が目指す「いい守備からいい攻撃」を体現する欠かせないピースとなり、大舞台のピッチ、しかも決勝トーナメントでも持ち味を発揮した。
日本代表のW杯でのゴールは98年フランス大会で中山雅史が初ゴールを決めてから今大会1次リーグ最終戦のスペイン戦の田中碧のゴールまで17人で通算24発。代表の歴史に「前田大然」の名を刻み込んだ。
5人きょうだいの2番目で長男。動物病院を経営する母の幸枝さんと獣医師の父の伸幸さんのもとに産まれた。両親は「子供が生きる道を決める。(親は)そういう場所だけ提供してあげようという気持ちで」きょうだいはみな自然あふれる名前を授かり、前田は大自然から「大然」となった。
奔放な自然児は山梨学院大付時代には、素行不良で部活を「出禁」になったことも。紆余曲折を経てたどりついた夢のピッチで、ついにゴールを奪った。