阪神　２０２３年スローガンも〝岡田色〟？　虎党「アレは外せない」と大盛り上がり

　今、考えてるとこよ――。岡田彰布監督（64）のもと来季の覇権奪回を目指す阪神で、在阪ファンを中心に発表が今か今かと待たれるのが来季のチームスローガンだ。

　今季まで指揮した矢野監督は2019年の「ブチ破れ！オレがやる」を手はじめに「It’s 勝笑  time」（20年）「挑・超・頂」（21年）といった前向き系のワードを駆使、その前を務めた金本監督は「超変革」（16年）「執念」（18年）など、現役時代は「鉄人」の愛称で親しまれた熱血漢らしい骨太なスローガンを採用するなど、猛虎では代々、歴代監督のパーソナリティーや野球観が色濃く反映される傾向がある。

　そんな流れの中で岡田監督が15年ぶりに復帰。就任直後から今季まで17年の長きにわたりリーグVから遠ざかっていることから、周囲では「優勝」という言葉を置き換えた「アレ」関連の言葉になるのではと予想されている。

　虎党の間でも『そんなんアレよ。アレに決まっているやんか！　はっきり言うて』といった岡田色全開のスローガンや『 Are（アレ）YOU   READY？』（アレの準備はできていますか？）といったオシャレなものまで「スローガンにも『アレ』は外せない」とネットを中心に大盛り上がりしている。

　ちなみに就任以降「お～ん」の相づちや「そんなん、オマエ…」など、独特な語り口調とフレーズが虎党にもすっかりおなじみになった指揮官だが、前回04～08年の第1次政権では全シーズンで英語表現のスローガンを採用。当時の前任者・星野監督の「NEVER  NEVER  NEVER  SURRENDER」を05年まで引き継いだ後、06年からは「Be the Best For the Fans」と〝今風〟なフレーズを合言葉に当時のシーズンを戦っている。

　15年ぶりに猛虎の指揮官に復帰した今回は果たして…。