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3試合でわずか1失点のクロアチア MFモドリッチを軸に、豊富な運動量と堅守が持ち味
読売新聞オンライン
サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、世界ランキング24位の日本代表は5日午後6時(日本時間6日午前0時)から、決勝トーナメント1回戦で前回大会準優勝で同12位のクロアチア代表と初の8強入りをかけて対戦する。
ベルギーのルカク(左)とせめぎ合うクロアチアのモドリッチ(1日)=ロイター
クロアチアは、豊富な運動量と堅守が持ち味だ。グループリーグでは、1勝1分けで迎えたベルギーとの3戦目で、攻撃陣にタレントがそろう相手を完封。3試合をわずか1失点に抑え、ベスト16入りを決めた。
中盤には、MFモドリッチを中心に、MFコバチッチ(チェルシー)、MFブロゾビッチ(インテル・ミラノ)と、欧州のビッグクラブでプレーする選手がそろう。前回大会で大黒柱だったFWマンジュキッチが引退した前線はやや迫力を欠くものの、カナダ戦で2得点のFWクラマリッチ(ホッフェンハイム)は決定力が光る。
守備陣では、若手が躍動している。ここまで3試合にフル出場し、堅守に貢献している20歳のDFグバルディオル(ライプチヒ)は、ダリッチ監督が「私が思うに、世界最高のDFだ」と称賛する逸材CBだ。
「(決勝トーナメント1回戦は)厳しい戦いになるが、相手も我々には苦しむだろう」とモドリッチ。準優勝した前回大会と同様、全員がハードワークをいとわないスタイルは健在だ。(ドーハ 緒方裕明)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8153c49cd15d92bbbffff2c90ee9533014e8d862