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(出典:Web東奥) |
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スポニチアネックス
「大阪発流行歌ライブ×幾三フェスティバル」に登場した吉幾三
歌手・吉幾三(70)は16日、大阪・心斎橋で開催された「大阪発流行歌ライブ×幾三フェスティバル」に登場。ラストの「涙…止めて」では、200人のファンを前に感極まって涙するシーンもあった。
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関西からヒット曲を出すことを狙ってスタートした大阪発流行歌(はやりうた)ライブ。95年3月23日に始まり、大阪で毎月第3水曜日に開催して、300回を突破した。実は初回ライブは同年1月17日に開催予定だったが、当日に阪神淡路大地震が発生して延期となったというエピソードもある。
5日前に古希を迎えた吉。芸能生活50周年を迎え、今年は記念アルバムを5枚リリースする予定で、第4弾「~語り歌~」がこの日発売された。芸能生活50年については「仕事の記憶は全くない。入院した時のこと、孫が生まれたことぐらい」と明かし、「NHK大河とか、ドラマ撮影があった頃は車中か楽屋でしか眠れなかった。家で寝たことはなかった」と振り返った。
後輩の野中さおり(49)、黒川真一朗(50)、こおり健太(39)、吉永加世子が7月20日リリースのトリビュート・アルバム「幾三フェスティバル」から吉の曲をカバー。吉は大トリで「酒よ」と今年3月リリースの「頼り頼られ…」を熱唱した。「酒よは正直言ってもう飽きました。女性や男性、いろんな方がカバーしてくれて。でも、やっぱり私が一番うまい」とコメントし、客席の笑いと拍手をさらった。
トークコーナーでも饒舌。6、7億円は酒代に使ったという逸話もあり、貯金額を聞かれた吉は「最近は嫁さんにATMのカードとか通帳、ハンコを取り上げられた。いくら貯金があるか分からん」と苦笑い。また、この日発表されるNHK紅白歌合戦について「抽選にしてほしいなあ」とポツリ。1986年から16回連続で出場した吉が「出たい人はNHKに集まって、北島(三郎)さん、千(昌夫)さん、五木(ひろし)さんとかもクジを引いて。アカン、今年はオレ、出れないなって。お前、誰みたいな奴が出れば面白いでしょ」と捲し立て、会場は笑いに包まれた。
最後に歌った「涙…止めて」には「(世界)平和の歌。ウクライナ侵攻とか、今も世界の6カ所で紛争が起きてる」と吉は争い事を憂い、平和への祈りも込められた歌を後輩が歌うのを耳にして、自身の歌唱パートでは涙して歌えなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96bcafaaa0943f008f98b01fb566072aa38007ec