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値千金!決勝アシストの三笘薫「1ミリでも中に入っていればいいなと」 センサー内蔵公式球に救われた
サンケイスポーツ
【サッカーカタールW杯2022 日本代表対スペイン代表】後半 堂安律からのグラウンダーのクロスを追う日本・三笘薫。これを折り返し田中碧のゴールが生まれる=ハリファ国際競技場(撮影・蔵賢斗)
サッカー・ワールドカップ(W杯)1次リーグE組(1日、日本2-1スペイン、ドーハ)7大会連続7度目の出場となる国際連盟(FIFA)ランキング24位の日本は、同7位のスペインとハリファ国際競技場で対戦。前半に1点を先制されたが、後半3分に堂安、後半6分に田中がゴールを決め、一気に逆転した。そのまま2-1で勝利し、勝ち点を6に伸ばしてE組1位での通過を決めた。2位はスペインで、ドイツ、コスタリカは敗退した。
【写真】「あそこは俺のコース」同点ゴールを決めた堂安
試合後、決勝点をアシストした三笘薫(ブライトン)がインタビューに答えた。
「すごくうれしいですし、次が勝負だと感じています。45分ある中でドイツ戦も逆転できましたし、少ないチャンスをものにしようというところと、かけるところはかけて、前半からGKのところも危ういところがありましたし、そこを狙っていこうと思いました」
1-1の後半6分に決勝点となった田中のゴールをアシスト。ゴール右にいた堂安のグラウンダーのクロスがゴール左のラインをぎりぎり割りそうなところで足を伸ばし、ゴール前の田中に折り返してつないだ。ゴールラインを割ったかどうかの確認のためVARで試合は一時中断したが、無事に日本のゴールが認められた。三笘は「1ミリでも中に入っていればいいなと思って足を伸ばしました」と振り返った。
肉眼では判別がつかないほどぎりぎりのプレーだったが、今大会の公式球「アル・リフラ」には軽量センサーが内蔵され、ボールの位置やキックポイントを正確に検出できるようになっており、VARと合わせて正確な判定が可能となっている。
日本代表史上初の8強入りに向けては「前回大会もここで負けていますし、ここで勝つか負けるかでこれから日本のサッカーも変わってくる。絶対に勝ちたい」と誓った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d57155c8cfb3f14fc9769e02cdcbe28d0339a409
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