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【阪神】佐藤輝明は3年目最高額でも「虎の顔」には〝まだまだ評価〟
名実ともに「虎の顔」となるためにも…。阪神・佐藤輝明内野手(23)が1日に兵庫・西宮市内の球団事務所で行われた契約更改交渉に臨み、4300万円増の年俸8500万円でサイン。入団3年目の年俸としては2014年の藤浪と並び、球団史上最高額となった。今季はチームでただ一人、全143試合に出場し、打率2割6分4厘、84打点、20本塁打。来季はさらなる飛躍が期待されている。
「いい評価をしていただいた。全試合に出場できたことは良かったなと思いますが、まだまだどの数字をみても物足りないなと思っている。そこは来年へ向けて頑張っていきたい」とした佐藤輝は「本塁打数は去年(24本)と比べて減ってしまった。まずは30本というところはいきたいですし、その先にも大きな目標はある」と来季への抱負を語った。
2020年のドラフト会議で4球団競合の結果、タテジマに袖を通すことになった佐藤輝は、ルーキーイヤーの春先からセンセーショナルな活躍を披露。交流戦・西武戦での1試合3アーチや、DeNA戦での場外弾など規格外の打棒で一時は球界の話題を独占した。プロ2年目に突入し他球団のマークも厳しくなる中、今季も一定の結果を残したが、期待値の高さゆえか岡田新監督からは「ルーキーイヤーのころの方が良かった。まだまだ物足りない」と苦言を呈される一幕も。老舗人気球団・阪神の未来を担う超逸材だけに、背負った宿命も規格外に重い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/db97d07203998ba187888bb2d2f2d068e39e1f83