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【阪神】湯浅の潜在能力認めていた矢野前監督 年俸大幅アップ…来オフは「億」の世界見えてくるのかも
たった1シーズンで選手はこれほどまでに成長するんだなぁ。契約更改を終えて会見に臨む湯浅の姿に感動すら覚えた。1年前、この青年が守護神を託され、侍ジャパンにも入るとは、誰が予想しただろうか。
問われて、即答できるプロ野球ファンがこの1年で一気に増えただろうし、「京己」を「アツキ」と読める方もかなり増えたはずだ。
シーズンオフは次から次へと表彰式に登場。賞金をガッポガッポと稼いでいる。来季年俸は500万円から一気に4700万円に。金額を聞くと、先ほどの感動は吹っ飛んだ。昔から、そうなのだ。プロ入り間もない選手が、自分と変わらない年俸額で頑張っているとすごく親近感がわくのに、1シーズン大活躍すると、絶対に自分がもらえない金額の話をしなければいけなくなる。あぁ因果な仕事だ、番記者は。
文句を言っても仕方がない。こういう場合、「夢をつかめる世界」と書いて、ホメ称えてきた。今回も、そうしたい。
サクセスストーリーを歩み始めた湯浅に、岡田新監督も来季の守護神に指名して、ますます輝かしい未来しか想像できなくなっている。
でも、湯浅の顔を見ていると、いつもあの人の顔が浮かんでくる。それは矢野前監督。全世界で一番最初に「湯浅は守護神」と言ったのは、前監督だったことを忘れてはいけないと思うのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dc1fa4653ff17e729c9f3b377fa0b63c17622d3