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W杯・グループD最終節 オーストラリア、4大会ぶりに決勝T進出! レッキーが決勝弾!!デンマークは未勝利で敗退決定
オーストラリア代表は初陣で“王者”フランス代表と対戦。開始9分でクレイグ・グッドウィンが先制ゴールを決めたものの、その後は押し込まれる展開が続き、終わってみれば1-4と大敗を喫した。続く第2節ではファジアーノ岡山で活躍しているミッチェル・デュークの得点を守り切り、チュニジア代表に1-0で勝利。勝てば文句なしで決勝トーナメント進出を決められる状況で最終節を迎えた。一方、デンマーク代表は初陣のチュニジア代表戦は最後まで得点を挙げられず、スコアレスドローで終了。第2節ではフランス代表と善戦しながらも1-2で敗れ、崖っぷちの状況で最終節に突入している。勝利した上で、他会場でチュニジア代表が引き分け以下で終わった場合、得失点差などを考えずに決勝トーナメントに駒を進めることができる。
オーストラリア代表は前節からスターティングメンバーを1名変更。初戦はナサニエル・アトキンソン、2試合目はフラン・カラチッチが先発していた右サイドバックのポジションに、ミロシュ・デゲネクが入った。一方、デンマーク代表は前節から先発3名を入れ替え。マティアス・イェンセン、アンドレアス・スコフ・オルセン、マルティン・ブライトバイテがスタメンに名を連ねた。
試合は序盤からデンマーク代表のペースで進む。11分、中央の縦パスをワンタッチで繋ぐと、イェンセンがフリーで抜け出す。ボックス右からフィニッシュまで持ち込んだものの、得点とはならない。19分には左サイドを駆け上がったヨアキム・メーレが深い位置まで侵入し、グラウンダーでマイナスに折り返すも、ここはオーストラリア代表の“守護神”マシュー・ライアンがセーブしてゴールを許さなかった。
対するオーストラリア代表は数少ないカウンターでゴールを狙う展開に。41分、ボックス手前に引いてボールを引き出したデュークがミドルシュートを狙ったが、この一撃はGK正面へ。前半はこのままスコアレスで終了している。
後半に入ると徐々にオーストラリア代表が押し上げられる時間帯を増やしていくも、基本的にはデンマーク代表が試合の主導権を握る。それでも60分、自陣ペナルティエリア内でボールを奪ったところからカウンターを発動。デュークがポストプレーで左サイドにはたくと、開いた位置でボールを受けたライリー・マッグリーが背後のスペースへスルーパスを送る。抜け出したマシュー・レッキーは2人のDFと対峙するも、深い切り返しから左足でフィニッシュ。シュートはDFの股を抜けてファーサイドに吸い込まれ、ここまで劣勢だったオーストラリア代表が先手を取った。
その後は1点が必要なデンマーク代表が前に出るも、オーストラリア代表は中央を固め、最後の最後で自由なフィニッシュを許さない。最後の最後まで攻撃を続けたものの、デンマーク代表は最後まで1点が遠く、試合はこのままタイムアップを迎えた。
この結果、オーストラリア代表は今大会2勝目を手にし、他会場の結果を待たずにグループ突破が確定。2006年開催のドイツ大会以来、4大会ぶりに決勝トーナメントへ駒を進めることとなった。一方、デンマーク代表は未勝利で大会を去ることが決まっている。
決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)は12月3日からスタート。グループDを2位で通過したオーストラリア代表は3日、グループCを首位通過したチームとの一戦に臨む
【スコア】
オーストラリア代表 1-0 デンマーク代表
【得点者】
1-0 60分 マシュー・レッキー(オーストラリア代表)
【スターティングメンバー】
オーストラリア代表(4-4-2)
GK:ライアン
DF:デゲネク、サウター、ロールズ、べヒッチ
MF:レッキー(89分 フルスティッチ)、アーバイン、ムーイ、グッドウィン(46分 バッカス)
FW:デューク(82分 マクラーレン)、マッグリー(74分 ライト)
デンマーク代表(4-2-3-1)
GK:シュマイケル
DF:R・クリステンセン(46分 バー)、アンデルセン、A・クリステンセン、メーレ(69分 コルネリウス)
MF:ホイビュルク、イェンセン(59分 ダムスゴー)、スコフ・オルセン(69分 スコフ)、エリクセン、リンドストロム
https://news.yahoo.co.jp/articles/5aa086dc4a13cb84d31ef5a100568427f47c90f2