大逆転呼んだ阪神・大山3発 新庄Bボスの奇策に刺激 矢野采配も“ヒット”連発

大逆転呼んだ阪神・大山3発 新庄Bボスの奇策に刺激 矢野采配も“ヒット”連発

大逆転呼んだ阪神・大山3発 新庄Bボスの奇策に刺激 矢野采配も“ヒット”連発

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 デイリースポーツ記者の心に残った今季の試合、場面を振り返るオフ企画。阪神担当の和田剛記者は、大山の1試合3発などで6点差をひっくり返した6月3日の交流戦・新庄日本ハムとの初戦を取り上げる。両リーグ最下位同士の戦いながら、見どころ満載となった一戦。新庄ビッグボスが繰り出す奇策連発に、矢野監督は大いに刺激を受けたのだった。

 エンターテインメント性としては、文句なしの一戦だった。その時点で両リーグ最下位同士の対戦。それでも4万2574人のファンがスタンドを埋め尽くした。お目当ては、16年ぶりに甲子園へ帰ってきた新庄ビッグボスと虎の対決だった。

 初回から新庄ハムが虎の先発・ウィルカーソンに襲いかかる。わずか4球で助っ人右腕の17イニング無失点の記録が止まり、いきなり2失点。二回にも1点を失うと、三回には無死満塁から初球スクイズ、さらに1死満塁からエンドラン…。新庄ビッグボスに次々と奇策を決められ、三回までに7失点となった。

 その時点で6点差。ここからの大逆転劇の立役者は大山だった。前日には送りバントを命じられていた4番は、二、四回に続き、八回にもこの日3本目となる12号ソロを放ち、1点差とした。

 すでに聖地は異様な雰囲気。ここから矢野監督のタクトがさえまくった。代打・山本の適時打で代走・熊谷が生還。代走、代打を次々と繰り出す采配で、ついに7-7の同点。そして大逆転となる次の1点は“お返し”のスクイズを仕かけたことがきっかけとなる。

 1死満塁から島田の2球目にスクイズを敢行。惜しくもファウルになったが、マウンドの堀はうねるようなスタンドの応援にのまれ、押し出し四球でついに勝ち越し。さらに近本のダメ押しの適時打で勝負が決まった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a278bc12b3f06f47276399a2cb2fb6c8b0d451b


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