あわせて読みたい
【KBS】韓国政府 冬場のPM2.5削減対策を発表 石炭火力発電所は最大14基の稼働を停止自動車の運行を制限など
この制度は、季節的要因によりPM10やPM2.5の濃度が大幅に上昇する12月1日から翌年の3月31日にかけて、浮遊粒子状物質の削減対策を集中的に実施するもので、ことしで4年目となります。
政府は25日、浮遊粒子状物質の特別対策委員会を開き、今年の施行計画をまとめました。
計画では、まず、去年の同じ期間に比べてPM2.5を2%減らし、浮遊粒子状物質の原因物質となる窒素酸化物などを最大10%削減することを目標に掲げています。
そのため、平日午前6時から午後9時までの間、大気汚染物質の排出量が多い自動車の運行を制限する制度を、首都圏と釜山(プサン)、それに大邱(テグ)で実施します。
また、石炭火力発電所の稼動を大幅に減らします。公共の石炭火力発電所は最大14基の稼働を停止し、エネルギー需給状況に応じて最大44基の出力を80%に制限する計画です。
さらに、大規模な事業所350か所に対する浮遊粒子状物質の管理を強化するほか、工事現場での老朽化した建設機械の使用や、粉じん飛散防止措置の違反を取り締まるとしています。
政府は、こうした対策により、2027年までにPM2.5の年平均濃度をOECD=経済協力開発機構加盟国平均並みの1平方メートル当たり13マイクログラムにまで下げることを目指しています。
Write: 2022-11-25 15:19:35/Update: 2022-11-25 15:22:31
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=83969