あわせて読みたい
尹大統領「韓国を世界5位の輸出大国に」 全分野で輸出拡大目指す
今年は世界6位と予想される輸出規模をさらに一段階引き上げるため、尹大統領は「全ての分野と政策を『輸出拡大』という目標に合わせて新たに整備しなければならない」とし、全ての公務員に「企業を支援する組織」という認識を持ってほしいと呼びかけた。
会議には大統領室や企画財政部・産業通商資源部などの関係官庁、民間機関や企業、KOTRA・韓国輸出入銀行など輸出関連機関の関係者約40人が出席した。
尹大統領は米中の競争、ロシアのウクライナ侵攻などによる世界の経済環境の変化に言及し、政府の積極的で先回りした支援が必要だと強調。輸出を促進するためには産業戦略はもちろんのこと、金融システムなど全ての分野と政策を「輸出拡大」という目標に合わせて新たに整備しなければならないと説明した。
また、大統領の外交も経済と安全保障を重視し、朝鮮半島安保のための外交活動を除く全ての外遊は徹底してビジネスに焦点を合わせるとして、閣僚に対してもビジネスを中心に据えるよう指示した。
これに関連し、大統領室の崔相穆(チェ・サンモク)経済首席秘書官は、17日に行われた尹大統領とサウジアラビアの実力者、ムハンマド皇太子との会談を機に締結された26件の契約と覚書(MOU)について「内容が具体的であり、サウジ側の意志が強く実現可能性が非常に高い」と述べた。
崔氏は、サウジが巨額を投じて建設中の未来都市「NEOM(ネオム)」が具体化すればさらなる成果が見込まれるとして、契約やMOUの推進状況を両国が設けた「ビジョン2030委員会」で点検し、現地進出企業をサポートすると説明した。
聯合ニュース 2022.11.23 17:22
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20221123004100882