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阪神 ドラ2門別啓人「新球場で対戦したい」東海大札幌先輩の日本ハム伏見、今川との対戦熱望
阪神のドラフト2位、東海大札幌・門別啓人投手(3年)が23日、札幌市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金6000万円、年俸720万円(金額は推定)で合意。最速150キロ左腕は、日本ハムが来春開業する新球場「エスコンフィールド北海道」で近い将来、高校の先輩にあたる伏見寅威捕手(32)今川優馬外野手(25)との対戦を熱望した。
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仮契約を終えた門別が、地元北海道での夢プランを描いた。「先輩と対戦したいという気持ちはある。新球場で投げたいというのはずっと思っていて、なお先輩と対戦できれば1番いいかなと思う」。前校名、東海大四時代のOB伏見、今川の先輩2人と、日本ハムが来春開業する新球場での対戦を熱望。「対戦できるようにこれから自分も頑張っていきたい」と力を込めた。
新球場のマウンドには憧れを抱いていた。「今まで日本にある球場とは変わったような雰囲気という印象がある。そういうところで投げたいという気持ちでいっぱい」と口にする。伏見と今川は右打者。「自分の持ち味は右打者に対する内角のクロスファイア。そこを生かし切った投球ができれば」。日本ハムとは違うリーグのため、対戦機会は限られているが、順調にステップを踏めば、近い将来交流戦でぶつかる可能性はある。
ドラフトで阪神から2位指名を受けてから1カ月。プロ入りへ向け、黙々とトレーニングを積んでいる。毎日朝6時に起床。札幌市内の寮の周辺を5キロほど走り、体幹も鍛えている。この日球団と仮契約を結び、出席した葛西稔担当スカウト(55)からは「将来的には先発ローテーションに入って、チームの中心になってもらう、というところに期待をしている」と託された。
今後は背番号が決まり、12月中旬に入団会見を予定している。年明け1月初旬に入寮し、新人合同自主トレに備える。「やっとプロ野球選手になったという実感がわいてきた。自分はすごく野球が好きなので、ずっと野球を楽しく続けられるように。より早く1軍に上がって活躍できれば」と目標に向かって歩き出す。【山崎純一】
◆東海大札幌出身の主なプロ野球選手 現役(育成含む)では日本ハムの伏見寅威捕手、今川優馬外野手と、育成でソフトバンクと再契約した小林珠維内野手がいる。元選手では、ダイエーとヤクルトで外野手として活躍した佐藤真一(現ヤクルト2軍外野守備走塁コーチ)、ロッテで99年に13本塁打の大村巌(現DeNA育成打撃コーチ)、オリックス、楽天で内外野をこなした佐竹学(現楽天野手総合兼外野守備走塁コーチ)ら。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b823405497adb1ccef353361377c8f9d32cccdc6