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WRCラリージャパン・2日目 あわや!競技区間に一般車が侵入 SS4が途中でキャンセルに FIAや大会事務局も事実認める
この理由について国際自動車連盟(FIA)は、コース内に一般車が侵入したことに起因していることを認めた。
FIAは「SS4における一般車が絡んだインシデントについて」とした上で「安全上の問題で重大な事案が起き、調査下にある」とコメント。さらに「フォードのクレイグ・ブリーンのマシンがアクシデントに巻き込まれ、すぐに赤旗が出されたが、その直後にステージに1台の車両が確認された」と続けている。
ラリージャパン事務局広報担当も本紙の取材に「一般車両がSS内に侵入するインシデントが発生した」と認め、高桑春雄競技長の名前で「本件による事故や怪我はありません。競技団は、本大会に向けて万全の安全対策を行ってまいりましたが、このような事態が起きたことを深刻に受け止め、現在、FIAとともに原因調査中です。今後の再発防止に努めます」などとする声明も出した。
ラリー関係者によると、下部カテゴリーのWRC2でともにシュコダのマシンでエントリーしているエミル・リンドホルム(フィンランド)とサミ・パヤリ(同)がSS4を走行中にコースに入った一般車を目撃したといい、危険を回避するためにコース上で緊急停止した。幸いにも接触事故などにはつながらなかった。SSとはスペシャルステージと呼ばれる競技区間のことで競技中はコースが封鎖されており、一般車の立ち入りはできないことになっている。
海外のラリーニュースサイトのダートフィッシュによると、パヤリは「フルのラリースピードで走っている状況を想像してほしい。そこで急に一般車を見つけたんだから」と話している。
初日の10日に行われたSS1が競技車両のクラッシュで途中キャンセルになったほか、11日も最初のSS2で競技車両が火災に見舞われて競技が打ち切りになるなど、2日間で予定されていた7本のステージのうち、全車がタイム計測できたのはわずかに2本だけだった。
中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec2bfc690f74c92135f9d9e4fb6449d99a56899
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