あわせて読みたい
コーヒー愛してやまない韓国人、国内カフェ店舗数が過去最大値を叩き出す 「コーヒーフレーション」という新造語まで
11月13日、毎日経済が国税庁事業者統計を通じて外食事業体の現況を伝授分析した結果、8月基準で全国コーヒー飲料店は前年同期比14.7%増加した9万1845軒と、史上最大を記録したことがわかった。
全国のカフェは国税庁が関連統計を集計し始めた2017年だけでも4万4305軒もあったが、その後の6年間で、年平均12.9%ずつ増加し続け、今年、ついに9万1000軒を突破した。
◆“コーヒー大好き”韓国の行く末は…
増加の理由は、そもそも「韓国人がコーヒー好き」だということが大きい。
実際、関税庁によると、今年に入って9月までのコーヒーの輸入金額はなんと9億6638万ドル(日本円=約1351億475万5900円)。関連統計が作成された2000年以降、歴代最高の数字を叩き出している。
さらに、韓国消費者団体協議会が発行した月刊消費者10月号によると、大人500人を対象とした「ホームカフェ消費者認識および支出費用調査」の結果、回答者の75.8%が1日1回以上コーヒーを飲むことがわかった。
また、コロナ禍でテイクアウト需要が増えたことも、歴代最高記録更新の一助となっている。
一方で、最近の物価高によってコーヒー価格も上昇している。そのため、会社員の中には「会社コーヒー」を楽しむ人が急増し、「コーヒーフレーション(コーヒー+インフレーション)」という新造語まで生み出された。
「会社コーヒー」が当たり前になれば、カフェの数もさすがに減少していくかもしれない。韓国のコーヒー文化の行く末に注目したい。
(文=サーチコリアニュース編集部)
2022年11月20日 14時0分
サーチコリアニュース
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/23232438/