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カタール代表サポーターはスタジアム外では「静かに待機」がお約束 W杯開幕戦キックオフ
整然とスタジアムに向かうカタール人サポーター(左)。隣ではエクアドル人サポーターがブブゼラを吹いて盛り上がっている(20日、ドーハ市内で)
カタール代表サポーターはスタジアム外では「静かに待機」がお約束…開幕戦キックオフ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20221120-00050165-yom-socc
サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会は20日(日本時間21日未明)、開幕戦のグループリーグA組、カタール-エクアドルの試合がドーハ郊外のアルバイトスタジアムで始まった。開催国のカタールは初出場、エクアドルは2大会ぶり4度目の出場。日本代表の初戦は23日のドイツ戦で、大会は12月18日の決勝戦まで全64試合が行われる。
アルバイトスタジアムでは、キックオフ5時間前の開門より前からカタール人サポーターが入場ゲート前に集まり始めた。
エクアドル人サポーターが入場前から「エクアドル! エクアドル!」と大声で騒いだり、ブブゼラを吹いたりして盛り上がっているのに対し、カタール人サポーターはベンチに座って家族や知人らと談笑するなどして、静かに待機。スタジアムに向かう途中から大騒ぎのエクアドル人サポーターを、物珍しそうにスマホで動画撮影するカタール人サポーターの姿もあった。
ベンチに座って開門を待ち、入場直前にはゲート前で整然と並んでいたアリ・モハンマドさんは「大騒ぎせず、落ち着いて待つのがカタール人なんですよ」と穏やかな表情。「でも、中に入って着席し、試合直前になればガラッと変わる。それが私たちのやり方。国際試合ではいつもそうなんです」と話した。
その通り、スタジアムの中では“豹変(ひょうへん)”したカタールサポーターが肩を組んで体をゆすり、熱く応援する姿が見られ(デジタル編集部・深井千弘)
【写真】スタジアムに入れば、カタールサポーターもこの通り。開幕戦を前に盛り上がる(20日、カタール・アルホールのアルバイト競技場で)=飯島啓太撮影
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