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関東MVPは明治大DF福田心之助!内定先京都のJ1残留とW歓喜!!“古巣”札幌との対戦も「楽しみ」
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2022年の関東大学サッカーリーグは、13日に全日程を終了した。今シーズンのMVPも発表になり、明治大のDF福田心之助(4年=札幌U-18/京都内定)が選ばれた。
22試合中21試合に出場して2ゴール5アシスト。春先に主将DF林幸多郎(4年=鳥栖U-18/横浜FC内定)が第5中足骨の骨折で離脱してからはキャプテンマークを巻いてチームをけん引。安定したパフォーマンスを年間を通して披露したことが評価を受けた。
進路を決める最終学年。高校時代までを過ごした北海道コンサドーレ札幌の練習にも参加したが、オファーを勝ち取ることは出来なかった。古巣への思いは強かったが、他クラブの評価も耳に入れながら、慎重に進路先を見極めてきた。
「他のメンバーが決まっていく中で焦りはあったけど、自分のパフォーマンス自体は悪いと思っていなかった。明治で積み上げているものを試合で出すだけだと思ったし、自分がどれだけ勝ちたいプレーをするかだった。そこは信じてやれたかなと思います」
その中で京都は練習参加した際に、「自分のプレースタイルに合っていると直感の肌感であった」という。「理屈より大事にしたいと思っていた。ここでサッカーをやりたいとシンプルに思えたので、京都に行くことに決めました」。
そしてその京都はきょう、熊本とJ1参入プレーオフを戦い、見事にJ1残留を勝ち取った。同時刻に行われた試合に出場していたために情報は入っていなかったが、試合後にチームメイトに教えてもらい、結果を知ったという。「シンプルに嬉しかったし、本当に来年が楽しみです」。
J1に残留したことで、札幌と対戦する「楽しみ」もできた。「6年間、中高とお世話になったクラブ。明治大学に来れたのも、スタッフの人がここまで育て上げてくれたからだと思うし、そこについては本当に感謝しています。プレーでも結果でも見せられるように頑張りたいと思います」。
12月8日に開幕する大学選手権(インカレ)では、明治大は3大会ぶりの優勝を目指すことになる。元日に国立競技場で行う決勝は、選手たちのモチベーションをより高めている。「右サイドを自分が制圧するといったような強い気持ちを持ってやっていきたい」。関東MVPが、その実力をみせつける。
▽MVP
福田心之助(明治大4年)
▽東京中日スポーツ賞
林幸多郎(明治大4年)
▽最多出場(4年間)
寺山翼(順天堂大4年) 6912分
■1部
▽得点王
室井彗佑(東洋大4年) 13得点
▽アシスト王
東條敦輝(国士舘大4年) 6アシスト
▽新人賞
諏訪間幸成(筑波大1年)
▽ベストイレブン
GK飯田雅浩(国士舘大4年/東京V内定)
DF中野就斗(桐蔭横浜大4年/広島内定)
DF福田心之助(明治大4年/京都内定)
DF岡哲平(明治大3年)
MF佐藤恵充(明治大3年)
MF綱島悠斗(国士舘大4年/東京V内定)
MF木村卓人(明治大4年/横浜FM内定)
MF落合陸(東京国際大4年/柏内定)
FW師岡柊生(東京国際大4年/磐田内定)
FW室井彗佑(東京国際大4年/大宮内定)
FW山田新(桐蔭横浜大4年/川崎F内定)
▽フェアプレー賞
明治大