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「旭日旗に敬礼させるとはけしからん!」 韓国、国内では相変わらず国際観艦式が政争の具に
11月6日、海上自衛隊の創設70年を記念して、世界12カ国の艦艇も参加した「国際観艦式」が20年ぶりに国内で行われた。軍楽隊の演奏など、各国が粋なサービスに趣向を凝らしていたが、最も注目を集めたのは韓国だった。
この日の国際観艦式には、海自の艦艇20隻に加え、12カ国から18隻が相模湾に集結した。
甲板上で鮮やかな民族衣装を着た女性たちが敬礼するのはインドネシア海軍。ちょっとしたお祭りのような雰囲気だ。インド海軍の軍楽隊は大音量で日本の「軍艦マーチ」を演奏するなど、各国が粋なサービスを披露した。
岸田文雄総理はといえば、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」を視察。映画「トップガン マーヴェリック」主演のトム・クルーズを意識したわけでもないだろうが、さっそうと戦闘機に乗り込む姿を披露する一幕もあった。
「旭日旗に敬礼させるとはけしからん!」
ただ、最も注目を集めたのは韓国だ。2018年に韓国が済州島で主催した国際観艦式では、当時の文在寅政権が「旭日旗(自衛艦旗)を掲げるな」と言いがかりのような注文を付け、猛反発した海自が参加を取りやめた因縁がある。
政権が代わったせいか、今回は艦艇を派遣してきた。が、同国内では野党が「旭日旗に敬礼させるとはけしからん!」と猛反発し、さっそく政争の具となったようだ。
当然のことながら、日韓が反目して得をする勢力は確実に近隣に存在する。緊迫する国際情勢とは無縁のこの種の諍い、いつまで繰り返されるのだろう。
ヤフーニュース(デイリー新潮)
https://news.yahoo.co.jp/articles/30d904849007f4f97c9154e9256bed2193850532