阪神　カイル・ケラーの契約更新を発表「優勝して喜びを分かち合いたい」　８人の外国人で唯一の残留

　阪神は１９日、カイル・ケラー投手との契約を更新したと発表した。球団を通じ「来年もまた阪神タイガースの一員としてプレーできることをうれしく思います。前半は結果が出ないこともありましたが、皆さんの協力もあり、何とか後半は自分の力を発揮できた」とコメントを寄せた。

　来日１年目の今季は３月２５日の開幕・ヤクルト戦（京セラＤ）の１点リードの９回に登板したが、山田、サンタナに一発を浴び、逆転を許した。散々なデビューとなったが、その後は２軍で調子を取り戻して再昇格。最終的には３４試合の登板で３勝２敗、５ホールド、３セーブ、防御率３・３１と及第点の数字を残した。

　今季はシーズン中に退団したチェンに、ガンケル、アルカンタラ、ウィルカーソン、マルテ、ロドリゲス、ロハスと計８人が在籍していたが、ケラーだけが残留となった。「来年はぜひともタイガースで優勝して、チームメート、ファンの皆さんと喜びを分かち合うことができるように、チームに貢献したいと思います」と意気込んだ。