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バスガイドさんと新潟県南魚沼市・湯沢町を巡る「オンラインバスツアー」
ニコニコバスツアー ❛イン・新潟❜
※ご覧の記事は新潟県観光協会の提供でお送りいたします。
視聴者の皆様に旅行気分を味わってもらい、また、観光地を応援するために日本全国を巡るニコニコバスツアー。
10月30日(日)は、新潟県観光協会様ご協力のもと、紅葉真っ盛りな湯沢高原を含む新潟県南魚沼市・湯沢町の名所を巡る生放送 をお届けしました。
新潟の美味しいお米と水で作られる酒蔵見学、歴史ある塩沢つむぎの機織り体験。雪国館では、川端康成先生の小説「雪国」の世界観を堪能し、湯沢高原ロープウェーでは美しい紅葉に酔いしれます。
さらに、地域を代表する絶品グルメの数々に、秘湯の紹介と大満足の放送内容となりました。
本記事では、約7時間に及んだ番組から、観光情報やハイライトをギュッと凝縮してお届けします。
300年酒造りの灯を絶やさない「青木酒造」で酒造工程見学
新潟県観光協会ご協力のもと、紅葉真っ盛りな湯沢高原を含む新潟県南魚沼市・湯沢町エリアを巡る今回のバスツアー。
JR上越線塩沢駅からほど近く、美しい町並みの塩沢牧之通りより番組スタートとなります。
今回バスガイドを務めてくださるのは、なぐもさん。
6月に放送された「【リモート観光】バスガイドさんと新潟の名所をめぐる生放送≪ニコニコバスツアー新潟編≫」に続く二度目の登場とあって、視聴者からは温かいコメントで迎えられます。
なぐもさんより本日のツアー行程が紹介され、早速足を運んだのは青木酒造。
青木酒造は1717年の創業以来、300年もの間、絶えることなく酒造りを続けている酒造所です。
普段は一般公開されていない酒蔵の中を特別にご案内頂き、酒造工程を見学していきます。
酒蔵に入った一行は「甘い香りが広がってる!」「フルーティーな香り!」と、その芳醇な香りに驚きを隠せません。麹、もろみの製造工程、アルコール発酵を促す酵母を培養する「酒母室」と貴重なエリアを見学しました。
江戸時代中期創業の青木酒造は、建物も当時の雰囲気を活かした造り。
当時からあまり手を加えていないという美しい中庭が映し出されると、「すてき~!」「ながめよ!」「すばらしい!」とコメントも盛り上がりました。
この場でお酒の試飲が始まると、「午前中から酒!」「超うれしそうww」「この時間に飲むかーw」と、最初のスポットから大きな盛り上がりをみせました。
木喰上人の妙見菩薩が祀られる中島家
続いての目的地は中島家。
ここでは、江戸時代後期の仏教行者である仏像彫刻家・木喰上人が唯一残したという貴重な妙見菩薩が祀られています。
「木喰上人の仏像」は文化財登録されているため、現在はレプリカが祀られていますが、ご利益はそのまま。身体の良くないところにあてがい治癒を願ったり、かつては病気の際に抱いて寝ることもあったのだそうです。
主なご利益は「長寿、安産、縁結び」。バスガイドのなぐもさんも「実は私も、木喰上人の仏像のおかげで夫と出会えたんですよね~!」と旦那様との出会いを語りました。
「塩沢つむぎ記念館」で1,000年の歴史を誇る機織りを体験
次なる目的地は塩沢つむぎ記念館。見て・聞いて・触れて・楽しく体験できる施設です。織の文化を紡ぐ織物工場でもあります。
1200年もの歴史を誇る「塩沢織」には、「夏塩沢」「本塩沢」「塩沢袖」と複数の種類が。中でも上質な「越後上布」は国重要無形文化財に指定されており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
糸自体が染まっているため、裏も表も同じ柄になるのが特徴です。
館長の南雲さんは「どんなに小さな作品でも最後まで命を紡ぐ」とその熱い想いを語ってくださいました。
今回は機織り体験をさせて頂くことになりました。
上下に広げられた縦糸に足のペダルで隙間を開け、横糸を手で投げ込む様に通す。今度は足のペダルで縦糸の上下を入れ替えて隙間を作り、また横糸を投げ込む様に通す。一見単純な作業のように見えても、見るのとやるのでは大違い。一反分を織るには、慣れた方でも半年ほどかかるそうです。出演者は四苦八苦での機織り体験となりました。
「雪国館」で川端康成「雪国」の世界を堪能
次なる目的地に向かうバスの車窓には、珍しい光景が。
石打丸山スキー場ではこのシーズン、刈り取った稲をリフトに引っ掛け、そのままグルグルとまわしながら乾燥させる作業が行われています。この大空で乾燥されたお米は天空米というブランドとして出荷されるそうです。
続いて到着したのは雪国館。
湯沢の暮らしぶりや歴史を中心とした展示と、川端康成先生の小説「雪国」の世界を堪能できる展示が魅力の施設です。
まずは、民具の展示コーナーを巡ります。様々な農機具が展示されているなか「使われなくなった農機具」として紹介されたのは、農作業中に赤ちゃんを入れておく籠。
当時は大人が全員農作業に出払ってしまうため、危険が無いよう籠の中から赤ちゃんが出られないようにしていたそうです。
この地域から出土した縄文土器のコーナーになると、バスガイドのなぐもさんが「私、縄文土器が趣味なんですよ!」と大興奮。「模様がお菓子に見えてきません?かじりつきたくなる!」と語っていました。
国内最大規模の出土という大量の古銭も展示されています。誰が何のためにこれだけの大金を保管していたのかは、今も謎に包まれたままだそうです。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
川端康成の「雪国」に関するパネル展も開催中です。「雪国」に登場する芸者・駒子をイメージした人形、川端康成直筆の掛け軸、川端康成が愛用した着物など、「雪国」の世界を堪能することが出来ます。
「湯沢高原ロープウェー」で紅葉を楽しみ、山頂のレストラン「アルピナ」で舌鼓
雪国館を出ると、足湯スポットや川端康成先生が泊っていた旅館などを眺めつつ、世界最大級の湯沢高原ロープウェーへと移動します。
見ごろを迎えた紅葉も美しく、まさに絶景です。湯沢高原スキー場は初心者でも山頂まで行けるのが特徴。雪質も素晴らしく、スキーが上手くなったような感覚が味わえるそうです。
ロープウェーが山頂へたどり着くと、イタリアンレストラン「アルピナ」へ。グルメ雑誌で紹介されることも多い、行列のできる名店です。
注文したのは、フレッシュなモッツァレラチーズがたまらないピザマルゲリータと、濃厚なカルボナーラ。地元で大人気のイタリアンを頬張った出演者からは、絶賛の嵐でした。
道の駅「魚野の里」の塩麴に漬けた「から揚げ」が絶品
続いての目的地は、道の駅「魚野の里」。
南魚沼産コシヒカリ、越後の地酒、麹を使った地場産品などが多数並ぶ、魚沼最大のお土産処です。広大な店内には、所狭しと地場産品が並んでいます。
農家直送の新米はもちろん、名物の笹団子、柿の種関連商品といった定番アイテム。塩麹商品コーナーに発酵食品コーナーと、紹介しきれないほどのラインナップとなっています。
缶入りのけんちん汁は長距離ドライバーからの人気が非常に高いそうです。
道の駅「魚野の里」を訪ねた際には、是非食べて頂きたいのが塩麹に漬け込んだから揚げです。
鶏肉はやわらかくも歯ごたえがあり、ぷりぷりジューシーに仕上がっています。衣は米粉が使われているためサクサク。「このから揚げを食べるためだけにでも寄って欲しい」との声があるほどの逸品です。
最後に登場したのは、道の駅「魚野の里」名物ならぬ“迷物”あぜ道ソフトクリーム。
爽やかなグリーンのソフトクリームに、なんとイナゴの甘露煮が散りばめられているという、インパクトバツグンの逸品。ヨモギ風味のソフトクリームはサッパリと爽やかな味わい。イナゴの甘露煮はサクサクと香ばしい美味しさに仕上がっています。「あぜ道ソフトクリーム」にはファンも多く、遠くから食べにくる方も多いそうです。
秘湯「貝掛温泉」で豪華な「目に効く」グルメを堪能
バスは高速道路に乗り、秘湯貝掛温泉を目指します。「貝掛温泉」の源泉は37℃。ぬるめのお湯なので長風呂でじっくりと体を温め、副交感神経の働きを高めることが可能です。
湯治にも利用されており、目を洗うことで眼病予防の効果が高いそうで「目の温泉」として親しまれています。
バスでは走行が困難な細道、車幅ギリギリの橋といった険しい道を抜けると、貝掛温泉に到着です。
明治時代に建てられた歴史ある施設は、日々丁寧に保たれているため、居心地がよく隅々までが清潔です。明るいうちに撮影された入浴施設が紹介されると「最高すぎる」「いいねえー」「おおおおおおお」と感嘆のコメントが溢れました。
ライトアップされた紅葉を眺め、趣のある囲炉裏テーブルに案内される一行。こちらで夕ご飯を頂くことになりました。まずは目薬の木からつくられたお茶のウェルカムドリンクで乾杯です。
目薬の木は樹皮や幹・葉などに多くの薬効成分が含まれています。煎じ茶には結膜炎をはじめ、かすみ目や老眼、近視など、目の健康に効果があるそうです。
テーブルには、この旅を締めくくる豪華なお料理が続々と。
新鮮で脂の乗ったイワナのお造り、美味しさが後を引く越後和牛の朴葉焼き、信じられないほど身がフワフワなイワナの塩焼き。そして、利き酒とは思えないほどの量で運ばれてくる利き酒セットも魅力です。
赤ちゃんから大人まで楽しめる薬膳玄米がゆには、目に良い素材がたっぷり。そして、最後は厳選された地元生産の新米おひつご飯。 「激うま!」「今までに食べたことがないくらい美味しい!」「ご飯をおかずにご飯が食べられる!」と大絶賛でした。
絶品グルメに出演者の箸がとまらない、羨ましすぎるエンディングとなりました。
雪を活かし雪と共に生きる新潟。観光従事者の多い新潟には今回紹介しきれなかった魅力がまだまだ詰まっています。
是非皆様も、ニコニコバスツアーをきっかけに新潟へと足を運んでみてください。