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佐藤輝明「猫パンチすな!」岡田彰布監督初めて打撃指導「ボクシングのパンチや」
1: 風吹けば名無し 2022/11/16(水) 12:03:09.87 ID:ssUrvsJFp
高知・安芸での秋季キャンプ第4クール初日。打撃時の左手の動きが猫パンチのように弱々しいと指摘。実演指導を交えながら、ボクシングのストレートを繰り出すイメージを助言した。力強い「パンチ」を放つことで、長打力アップ&三振減を狙う。
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岡田監督が拳を握った。安芸のグラウンドで、何度も右ストレートを繰り出した。視線の先には、佐藤輝がいた。午後1時、ティー打撃を行う若き主砲に歩み寄り、約4分間の直接指導。「ボクシングのパンチや。猫パンチじゃない」。そう声を飛ばした。悪い例として、弱々しい猫パンチも実演した。
「ボクシングでも一番強いパンチは肩からのストレートやろ。こないしてボクシングするヤツおれへんやろ、猫パンチでな。こんな弱いのんな」
猫が前足の肉球を使ってたたく「猫パンチ」。その打点の高さが今のフォームとダブる。肩の高さから繰り出す左ストレートを意識することで自然とグリップは下がり、レベルスイングに近づく。「空振りの確率はレベルで打った方が少ななんのは、当たり前やもんな。ポイント、ズレてもファウルで逃げれる。ええバッターって空振り少ないやんか」。三振数減、長打力アップにつながると期待する。
佐藤輝は「イメージ1つで変わると思うので試して自分のものにできれば」と前向きだ。フリー打撃では88スイングで11本の柵越え打を放ち、個別練習はロングティーに時間を割いた。リングならぬバッターボックスで大暴れするため、体に「左ストレート」を染みこませた。【中野椋】
◆猫パンチ 猫が、前足の裏についている肉球を使い、飼い主や猫同士などを軽くたたくことをいう。非常に愛らしい姿であるため、SNSの写真や動画でよく愛猫家からよくアップされる。相手に対する攻撃のほか、対象への興味や愛情表現の際にも行っているとみられる。なお俳優のミッキー・ロークが92年6月に東京・両国国技館でプロボクシングの試合を行い、米国人ボクサーのダリル・ミラーに1回KO勝ち。なでるようなパンチにファンから「まるで猫パンチのようだ」と失笑を買った。